これは過去のお話です。

思い出しながら書いているので、時間軸が前後する場合があります。



年に2度例の親戚が集まる大宴会。

料理は全て手作り…………という義母のポリシーのまま継続されました。

二世帯住宅になってからは、初回の宴会以外は1階で行われたので、2階のキッチンで4.5品の料理を作り下に下ろし、1階のキッチンでも料理を作りました。

1つの料理がレシピ本の4倍くらいの量です。


女性陣は、各家へのお土産品。

それにハンドメイド品などを持ってきて配っていました。

ハンドメイドが配られていたのは、親族の義母、叔母4人、そして私の、親族内輪のものだけ。


ある時、夫の従兄弟夫婦2組も参加していた時がありました。

そのうちの1組が先に帰ると言うので、夫はもうのんでましたし、私が急行が止まる駅まで宴を抜け出して車を出して送って行きました。


30分ほどして戻ると、義母の食器棚の前にハンドメイドのコサージュが1つ置いてありました。

なんの気無しに、あらこれ?つと声に出すと、


あ、それは私の……と義母


その瞬間、全てを悟りました。

夫の従兄弟が来ていたので、ハンドメイドが1つ足りなくて、私がいない間に配ったな……と。


そのコサージュ自体に執着があったわけではないのです。

逆にいただいても使うことはないだろうと思うし。

ただ……。


誰の家に来てますか?

誰が1番負担を担ってますか?

誰を送りに行ってたと思います???


そう言うことを考えたら、逆の立場なら私はそんなことできない。

なんだかとてつもなく悲しく虚しくなりました。


嫁ってそんなもんなんだな……。


まだ、義実家を建て直す前、私が結婚して右も左もわからなかった頃。

早くに来て手伝ってくれる女性がいました。

義父関係の親戚のようでした。

その女性のいないところでいつもハンドメイド品を配ってました。

私はドキドキしてたのを覚えています。

あの時の女性には申し訳ないことをしたと思います。

きっとこの時の私と同じようなきもちだったとおもいます。