今回は現在のことも少しずつお話しします。


私が結婚した頃は義実家は比較的裕福な家だと思っていました。

おうちこそ古かったですが、親戚、会社の方々、私たちへの気前もよく、一言で言えば金払いのいいおうちでした。

年に1度年末には、〜1年に1度くらいお寿司をお腹いっぱい食べましょう〜と、大きいオケをいくつも一緒盛りで出前を頼んでました。

ちゃんとした江戸前鮨です。

家族だけでなく、夫の従兄弟にも食べにおいでと誘っていました。

40人が集まる大宴会の費用も全部払ってました。


例えば義父母と私たち夫婦で食事に行って、いつも払ってもらうので、今日はこちらで……と払っていても、タックルしてくるように、頑なにブロックされます。ちょっと意味がわからないくらいに。笑い泣き


その他にも詳細は書きませんが、人のために大きなお金を払うおうちでした。

借金返済などもしてあげてました。

私が受けていたイメージが現実と合ってるかはわかりませんが、親戚の中で1番お金を持っているおうち…という感じでした。

基本、人のために動くことが好きな義父母だったので、その時に恩を受けた人たちは、今でも心を寄せてくれるおうちでもあります。

義父母を大事に思ってくれる方は多いです。

そのことに関しては素直にすごいなぁと思います。


でも、老後のお金についてどう考えていたのだろう……と疑問が残ります。

晩年、義父が認知症になり、もう自宅介護が限界に来ても有料老人ホームは入るお金はありませんでした。

義母はお金がないから…と、極端に節約します。

(高齢の義母が自宅で余生を暮らすくらいの貯金はありますが)

トイレの水を流さないようにコックをガムテープ で止めて、2回に1回お風呂の水を運んで流したり、

もうやめてほしいこれ。

冬にお湯が出るまでの冷たい水をバケツに残したり。

食事も週末私が作ったものをみんなで食べた残りをタッパーに入れて、これで3日間のおかずができたって感嘆するほど喜んだり。もう極端なのと、そのパフォーマンスで何をいいたいの?って辟易します。

義母は自分でこうして欲しい……とはっきり口に出さずにパフォーマンスでアピールする人で、はっきり言われるより何倍も嫌です。


義実家は借地のままで、数年前私たちが地主さんから買い取りました。大盤振る舞いするくらいなら自分たちが住んでいる土地くらい買っておいてほしかったと言うのが正直な気持ちです。



個人事業主なのだから、老後は国民年金で暮らすのはわかってたはず。

私は、夫が会社を継げば自分たちを養ってくれると思っていたのでは?と考えています。

高度成長期の義父の時代と違って、従業員に給与を払うことも大変で、とても義父母を養うお金はありません。


私たちが義父母にお金を出したら、そのツケは息子にまわります。

悪循環です。

なので、ここまで経済的援助はしないできました。

家を建てる時に親世代は当初地下1階も作る予定でしたが、将来のために現金を残しておいた方がいい……とワンフロアにして地下をやめました。

やめて正解だったと思います。