こちらは過去の話です。
記憶をたどりながら書いているので時間軸が前後することがあります。
初節句の兜を用意する時期になりました。
どちらの家で用意するか……。
これは地方によって違うようです。
兜の話になった時、まず義母が言ったのが、
太一の兜 もあるわよ
え?夫のおふる???
やはり新しいのを買ってあげたいです。
じゃああの兜はどうすればいいの?
知らんがな………言えないけど。
そんなだったので、兜は実家の親に頼むことにしました。
実家の親も、初節句の兜は実家で揃えるもの……と考えていたようなので、話はトントンと進みました。
夫も、新生児の布団の時におしっこのシミのついた……例の布団にムッとしてたのを知っていたので、実家のお父さんに頼もう……と賛成してくれました。
実家の父はせっかちなタイプなので、そうと決まれば……と店に兜が揃うとすぐに買いに行くことにしました。
心のどこかで、義父母にもう一度念押ししたほうがいいな……と思い、義実家に行った時に、兜は実家で用意をするものという事で、来週買いに行ってきます……と伝えました。
え?ご実家で買うの??
私もよくわからないのですが、新生児の布団一式と初節句のものは実家で用意するものだと思っていたようです。
布団はお義母さんに用意してもらったので。
何気に布団のことも付け加えました。
その後義母がいい放った言葉……。
もし、女の子だったら、
わたしが手作りで木目込み人形のお雛様を作るはずだったのよ!!
意味がわかりません。誰がいつ決めましたか?
義母はいったい何を言ってるんだ??
私は女の子が生まれたら、男雛と女雛だけの質の良いものを買ってあげたいと思ってました。
アパートは狭いし、その子がお嫁に行く時に持っていくこともできる。
なぁーにを言ってるんでしょうか?
義母は………。
この頃には私もだいぶ強く言い返すようになってましたので、
女の子なら男雛と女雛の良いものを買ってあげるつもりだったし、自分のお雛様が木目込み人形なのでそれも持ってます!
それでもお義母さんが作りたいというなら、いただきますが……。
そんな……ちゃんとしたものなのよ!私が作ったのがあれば他にはいりないわよ。
念のため言いますが、哲平は男子です。
仮のお話でのバトルです。
この頃は2人目か女の子だったら……ということがあるので、私も引きませんでした。
こうして、初節句の兜を実家で買う事を渋々承知させました。
そして、どこで初節句のお祝いをするか……ももめました。
義父母は義実家でやる気満々でしたが、
哲平の兜は私たちの家に飾ります。
義実家に飾るのは変ですよね。
普段いないのだから。
兜のないところでのお祝いも変ですよね。
ですので私たちの家でお祝いの支度をします。
こちらにいらしてください……。
私は、義実家での1ヶ月の後本当に強くなりました。
元々言いたいことははっきり言うタイプなので、一度話し出せば弁ではまけません。
しかし……この初節句のお祝いで、義父は私を烈火の如く怒らせました。