これは過去の話です。記憶をたどりながら書いているので、時間軸が前後することがあります。


ベビーバスは確か義母の友人のお孫さんのものを借りていたと記憶しています。

私は、義実家にいる間はベビーバスで入浴させるつもりでした。

真夏で寒いわけではないし、新生児を大人と一緒にお風呂に入れることにまだ抵抗がありました。


でも、義母には心ひそかに計画があったのです。

そして無理やりそれを実行に移しました。


生まれて2.3週間の哲平を今日からベビーバスはやめてお風呂に入れるといいだしたのです。

いや、まだ早いと思いますガーンガーン と何度も言いましたが、義母は自分の思い通りにするためには全てのことを排除するので、聞く耳を持ちません。


大丈夫よ!うたさんは神経質すぎるのよ。

そんなんだと強い子にならないわよ。


子育てが初めてで、神経質……と言われるのは本当に辛いです。

本当はいつから親と同じ湯船に入っていいかはわかりません。

でも親が納得してることであれば多少前後してもいいと思います。

私は嫌だったんです!

ねじ伏せられて、義父が哲平をお風呂に入れることになりました。


そうです。義母が計画していたのはこれです。

孫と義父を一緒にお風呂に入れたかったのです。

義父は小躍りしながら、舞い上がってました。



私が見る限り、義父は子育てに多く携わってきたとは思えません。

自分中心。孫はおもちゃや付属品じゃない!

落とさないか……心配で心配でいてもたってもいられませんでした。義父が裸なので私がお風呂に行くこともできず。


私の様子を見て、夫がお風呂場に行こうとしましたが義母が阻止しました。

義父と義母で哲平の身体を洗い、あとはあったまってでるだけ。

のぼせて疲れるから早めにあげるように言って、リビングに戻ってきた時私の予感は的中しました。


ぎゃーーーー!!


哲平が火がついたように泣き出しました。

猛ダッシュで駆けつける夫。


何やってるんだよ!!


私は何が起きたのか、怖くてガクガクしながら涙が出てきました。


義父は哲平を抱いて湯船から上がろうとして前屈みになった時に、哲平の頭を思いっきり水道の蛇口にぶつけたのです。


お風呂から出てきた哲平の額に赤い傷ができてました。

今思えば…ですが哲平の額の傷そのものより、大きな傷が私の心についたんだと思います。

何より、嫌だ!と言ってることを無理やりされ、産んだばかりの子に痛い思いをさせて額に傷をつけられた母親の気持ち、わかりますか?

ごめんね。ごめんね……と自責感でいっぱいでした。


ここから1週間、確かお風呂は夫が入れたような記憶があります。

数回は義父が入れたのかな……?

記憶ががあいまいです。