全て過去の出来事です。
結婚して30年以上過ぎてます。
忘れてしまってることもありますが、30年経っても忘れないこともあります。💦
何度も書いていやらしいですが、わたしは誰もが知る大企業に勤めていました。
まだまだ寿退社が多かった頃です。
結婚しても仕事を続ける人がチラホラ出てきた頃。
男女雇用均等法〜となり、
会議や出張、地方転勤も🆗の一般職女子が出てきた頃です。
当時は携帯もありませんので、大代表の電話番号ではなく、所属のダイヤルイン番号いくつかのうち私の席に一番近いひとつを家族に教えていました。
ダイヤルインですがもちろん私専用ではなく、切り替えて出れる人が取りますので係長はじめ係の人全員が取る電話です。
家族が電話してくる場合、お仕事中失礼します。〇〇の家族のものですが〇〇おりますでしょうか…………というのが普通です。
午前中めちゃくちゃ忙しいセクションで仕事の電話が鳴り続きます。
国内の取引は電話で、海外からの取引はテレックス(もう死語だね)…………今のメールみたいなものです…で入ってくる取引をコンピューターに打ち込んでいきます。
時間との勝負です。
あろうことか、そんな中義母はやってくれました。
ダイヤルインに電話をかけて出た先輩に対していきなり
あ、家からです。
(あなたの家は私の家じゃないぞ!)
ねえ、あなたのセーター編んでるんだけど、
袖口の色は何色がいい?
もちろん私には話の内容は聞こえてないので
後から聞いたはなしです。
目が点で私を見る先輩を見て、なんか嫌な予感はしたのです。
あの……誰に取り継ぎましょうか………。
あら、うたさんじゃないの?
声が似てるからそうかと思っちゃったわ。
先輩には恐縮。
義母には怒り。
空気読め!
ってかそんなの夜家に帰ってから電話して来ればいいだろうが!
ここは仕事場だよ!
心は煮えくりかえってるのに、
あはは( ̄▽ ̄;)
と愛想笑いをして、仕事中なのでお任せします。
そう言って切るのが精一杯の私だった。
そのことを夫に話すと、後日夫がそんなことで、うたの会社に電話するなよ!仕事場だよ。
と言ってくれましたが、
だってうたさんが何かあったら電話してもいいって言ったもの。
何かあったら………何か……のレベルが違うだろ!