義父母はなんとしても完全同居希望。
夫もゆくゆくは同居するものだと思ってた。
ただ漠然と最初は別で……。って感じ。
夫は長男で7歳下の弟がいるのだけど、なんとなく私もこの人と結婚するのならいずれは同居しなきゃならないんだろうなぁ。
いかにその時期を伸ばすか…………だな…。
でもこの、いつかは同居しなきゃならない…………ってのは、執行猶予中みたいな感じで、絶えず手かせ、足かせがついてる感覚。![]()
結婚してからもずーーーっとついてまわった。
実際にはそこから12年かけて、私は強くなり、夫を説得し、義母にもゆずらず、完全同居を拒否して現在の玄関キッチンお風呂全て別。
中階段鍵付き2世帯住宅までこぎつけた。
結婚式の2ヶ月前くらいから新居を探し始めた。
私もフルタイムの正社員だったし、土曜日も午後まで仕事だったので、早めに探し始めて少しずつ荷物や買ったものを運びたかった。
見つけたのは、義実家から駅で5つ。
電車に乗ってる時間は15分強。
何より1本で私の勤め先へ行ける。
夫は義実家のそばの義父の会社まで車通勤。
車でも空いていれば30分とかからない距離。
すごく狭かったけど新築だったし夢は膨らんだ。
義父母へ新居を決めたことを報告すると、第一声。
もう借りたの?もったいないじゃない!?![]()
え?怒ってる??なんか気に障った??💦
土曜も仕事で、年末にも向かうので実質探せる日がほとんどないことなどを説明して、場所は○○駅…………と伝えると。
そんな遠いところ??
もっと近くになかったの?![]()
遠くないでしょ?
駅5つだよ。どんだけそばに置きたいわけ?
今ならそれこそ、うっせーな!だけれど、その頃の私は焦った。義母の機嫌を損ねたらいけない。💦
義実家の方が都心に近いので、家賃が高くてなかなか希望の物件がないこと、必死で説明。
どうにか渋々納得。
今思うと、あの時多分義母は自分で私たちの新居になるめぼしいものを義実家のすぐ近くに探して提案しようと思ってたと思う。
ただ、義母の予想より早く新居を決めてきてしまったので自分の思い通りにならなかったことが不満だったのだと思う。あの時は気づかなかったけど。
私は義母のちょこざい君的な、魂胆が丸見えの浅はかな裏工作にこのあと何度もうんざりさせられるのだけれど、最初の義母のちょこざい君的計画は失敗に終わったわけだ……。