想いの重さ | オクノスタイル

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福岡を中心に、オリジナル曲を歌ったり、語りと即興音楽のライブをやったり
写真を撮ったり、物書きしたり

日々の様々を自分目線で書きつらねてます



カメラマンどらさんによると、亡くなるとき体から出る瞬間はエクスタシーらしい


ご本人が経験した訳ではなくw亡くなったご友人が、夢で教えてくれたらしい



魂と呼ばれる状態になった私たちは、地球を飛び出て、太陽系へ


それぞれの星の重力と干渉しあいながら、渡り歩く(?)のだ


私たちは、引き合う力を持っている


だから、また会えるし心配ないと

ご友人は、気楽に言ったそうだ


死ぬのが楽しみでね、とどらさんは言っていた






あー

涙がでる


なんの涙かわからないけど



この話が、本当かどうかなんてあまり関係ない


どちらにしても、死なないとわからないことだし



一つわかるのは、出会えてよかったな、というシンプルな嬉しさ


わたしにも、あなたにも





その前に

思い出や記憶を手放さないと、重くて飛んでいけないんだって


それを手放すのに、大体49日かかるという


これも、ご友人談だそうで



記憶って重さがあるんだな、と改めて思う


想い=重い


重力は、想いの力なんだろうか



その重さが、私たちを地球に留める


その想いの重さが、生きるということなのかなあ






想いを手のひらに乗せる


それは、無性に煩わしい時もある

捨てたいのに捨てられなくて、途方にくれることもある

自分にはいらないからと、捨てたつもりで振り返るときもある


重くて重くて
もて余して


でも、その重さが、赤ちゃんを抱っこしたときみたいに、何だかすごく愛おしい




高畑勲展を見に行った

見終わったあと、あまりのことにふらふらだった

「かぐや姫」の原画が、一番最後に展示されていた

一枚一枚はなんのこっちゃらわからない線が、続けてみることで、輝くばかりの圧倒的な生命力を生み出す


かぐや姫が、地球で体感した命

それは、私たちも体験しにきた命


それが、どーん!と大型スクリーンに写し出されていて
眩暈がした





以前みた、ジブリ展より感動したかも