オクノスタイル

オクノスタイル

福岡を中心に、オリジナル曲を歌ったり、語りと即興音楽のライブをやったり
写真を撮ったり、物書きしたり

日々の様々を自分目線で書きつらねてます



毎日暑いなあ、、しか出てきませんが、いかがお過ごしでしょうか


暑すぎるのか、自宅のまるで自然農法を目指してるかのような裏庭にさえ、蚊がいません


ここ数年、夏真っ盛りより、初夏や秋の入口に、虫よけをちゃんと考えないとえらい目に合うので、気をつけています



テレビでは、危険なので不要な外出は避けるように、という表示が出てるし


少し油断したら、日焼けした腕が痒くて、湿疹で寝れないし


夏は、すっかり危ない季節になっています



だから、今年は夏を探すことにしました





7月後半のある日

ひまわりを探して車で1時間半、南島原へ


お目当てのひまわりウォークは、どこもまだまだで、まあかわいいけど、あと1週間?2週間?という感触


ひまわりはおしゃべりだなと常々思っていたけど、蕾も相当ワチャワチャしてました


何だか、笑い声が聞こえる気がして、こちらまで笑ってしまいます


何をしゃべってるのやら




目的地の手前で、予想外の満開のひまわり畑に出くわしました

じゃがいもが有名な一面赤土の畑に、ポイントポイントでひまわりが咲き誇っていて
こちらは全開で、夏を満喫中

ひまわりは暑さをものともせず、鼻歌を歌いながら、青空と吹き抜ける風を感じている

蝉の大合唱が、遠く調子を合わせます



夏といえば、幼なじみの墓参り

誕生日を迎えてすぐの本当に暑い日
彼女は旅立ちました



彼女のお墓は、少し高台にあって
船が入る港を眺めながら、気楽にやってるよーとか、特に大した話もせず、サクッと帰ります

まあ何しろ暑いんで 笑


彼女がここにいようがいなかろうが、話すことはそんなに変わらない

ただ、そんな話をたまに会ってずっと出来る、年を重ねていける、なんて漠然と思っていたので、返事を想像しながらしゃべるのがまださみしくて、

一緒に行った友達と、きっとこう言うよね、あぁ言うよね、と答え合わせのような会話をしながら帰りました

そうそう
ひまわり好きな彼女に、どうしてもひまわりを供えたかったけど、お供え用の花にひまわりは入ってなくて、半ばあきらめてたら

途中たまたま寄ったでっかいスーパーで、ちょうどいい感じの、ひまわりと菊の生花の花束を見付けました

やっぱりひまわりが良かったんやね
そうか、そうか



道すがら、ハス公園をみつけました

貼り付くような日差しの中、重たい花をもたげることなく、しっかりと空に自分を解放していました


ハスは、世界と約束を交わしていて
とても清浄に、そのエネルギーを分け与えているから

わたしの心はぐっと地と近くなり、とても静かになります

言葉にすると少し陳腐で、もっと深く言葉を探したいのだけど、、

まだ辿り着けていません













夏が遠のいていきます

相変わらず毎日汗だくで
すごく暑くて

でも、夏がだんだん遠のいている気がして


その気配を、うだるような空気の中に感じています









HP上で、毎月テーマを添えて、月がわり写真展と題しましてお届けしております

8月は「夏を探して」

どうぞ心の空きスペースに(^^)

okunoakemi.com