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こんばんは、鷹矢です。
今回はユーラシア大陸に広く伝わる民族楽器「口琴」を演奏される
ぶっちーさん・すえさんのお宅に突撃しました!

!!!
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【突撃となりの晩ご飯的なイメージで】


レポーター安達。
来るなり晩ご飯をごちそうになっております。
※ぶっちーさん、すえさんはベジタリアンです

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美味しい・・
だめだ!この空間居心地よすぎる!!

真面目に取材もしました。
口琴と出会ったのは12年前。その頃から気にはなっていたらしいのですが、
実際に本格的に吹き始めたのは4年前から。「自分で自由に音を創っていけるから自分に合ってると思う」とぶっちーさん。


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京都にいた時に、外人さんが川沿いで楽器を演奏していたのにセッションしたのがきっかけでまた本格的にやりはじめたそう。音楽は共通言語なんだなーと。改めて感じた。


演奏を聴いてみた。
不思議な音がするなあ・・というのが印象。

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聞いた事のない音なので言葉で表現しづらいけれど、
心地よいリズムで楽しくなる楽器だなあ


お客さんが踊ってくれたり、のってくれると自分も演奏していて楽しいし、
聞いてくれる方たちにも楽しんで聞いてほしいですね。
音楽の話をされている時はとても楽しそうだ。

当日は、みんなでぶっちーさんの演奏を創り上げていってほしいな。
山と、森と、音楽。歌ピクの空間にとても合いそうだな。っと思いながら。


気づいたら夜の11時半でした・・
長居しすぎた・・・

みなさまも、
ぶっちーさんの演奏を聴きにきてくださいね!

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【たなかけんさんと音楽】

インタビュー記事の前に、まず、是非聴いていただきたい。


冬の街/たなかけん
http://tanakaken.net/discography/



聴くと、あたたかく懐かしい気持ちになる。
クリスマスが近づく時期、夕暮れの街に灯りがともっていくのを見て、 
わくわくしながら、家族の待つ家に帰るような。
歌声がないのに不思議と心に残る曲だ。

「『心に残る音楽』と言ってもらえると嬉しい」たなかさんが嬉しそうに笑う。
「ジャンルは『インストゥルメンタル』という、ヴォーカルの無い楽器だけの音楽。
色んなジャンルがある中で、
『自分の強みを生かし、自分でできる範囲でどうやったらお客さんから良いと思ってもらえるか』を考えた結果行き着いたのがこのスタイル。
歌詞はないけれど、『歌』のつもりで演奏している。
聞き流されてしまうトラックやバックミュージックにはしたくない」とのこと。

とは言え、たなかさんいわく、「自分の曲を食べ物でたとえると『絶対しょうゆで食え!』といった種類のものではない。何で食べてもいい。聴いている人それぞれが心地よく、素材を活かして飽きないようにということを大事にして曲をつくっている。」そうだ。

曲のタイトルも「さようなら、さようなら」「いっしょに帰ろう」「前髪ゆれて」と
聴き手の想像力がかきたてられるようなタイトルが並ぶ。
「タイトルには気を遣う。できるだけシンプルで、なるべく共有できるようにしている」とのこと。




【日本とアメリカのライブの違い】
Q.たなかけんさんの音楽=聴き手を大切にするという印象を受けました。
そういったスタイルになった背景があるのでしょうか?


「しいていうなら、2007年に、百景(=たなかさんが所属しているバンド)でアメリカの※SXSW(サウスバイサウスト)に出たこと。
日本でもまだまだ知られていないような自分たちのバンドに対して、
『ネットで知って、あなたたちを観たくて来たのよ!』というおばあちゃんがいたりする。老若男女問わず、同じように音楽を楽しんで繋がることができるのがすごい。
演奏が終わってたくさんの人から歓喜の声と拍手を受けた瞬間、『これでいいんだ、自分のやってきたことは間違ってなかったんだ』と実感した。」
そのあたりから「もっとお客さんと感動をわかちあいたい。その為にはどうやったら、お客さんにより楽しんでもらえるだろうか」と考えるようになったそうだ。

※SXSW=アメリカ、テキサス州オースティンで行われている世界最大の音楽コンベンション(=見本市)。ダウンタウンを中心に街全体が会場となる。出演アーティストは2000を超える。


【生まれ故郷の、「何もなさ加減」が好き】
Q.たなかさんの曲を聴いていると何とも言い難い懐かしい気持ちになりますが、
曲をつくる上で思い出す原風景はあるのでしょうか?



「生まれ育ったところ(三重県鈴鹿市)の影響はあるかもね。『犬と堤防』という曲のタイトルは、飼っていた犬と毎日堤防へ散歩していたことがモチーフになっているよ」とたなかさん。
「人はそのとき自分が興味のあるものしか見えないからね。中学生・高校生の頃は、興味のあった音楽や服は都会に出ないと買えなかったから、ここには何もないと感じてた。でも、大人になって大阪や東京の暮らしを経て帰ってみると、『自然がいっぱいで、ゆったりとした時間、のどかな風景が広がっていること』『夕焼けの中、川沿いの堤防を犬と散歩したこと』『誰もいないからこそ、公園でとても響く虫の声』、色んなものがあったんだって気づく。
時が経てば人は変わるから、同じ場所でも見えるものが変わってくるんだよね」


【感情のコントロール】
Q.感受性豊かで、こんなに心に染み入る曲を創るたなかさん。
演奏前や日常生活での気持ちの切り替えはどうされているのでしょうか?

「自分の一番好きな状態、落ち着く状態を知っておくことが大切。
そうすれば、100%のチカラが出せるから。
感情は、自分で選びとっているだけ。普段から心の中にゴミがたまっていかないように心がけている。例えば緊張してしまった時は、『今、緊張して手が震えているなぁ』『今、緊張して呼吸が浅いなぁ』など、客観的に自分の状態を感じることで冷静になれる。今に集中すること。そうして初めてお客さんの顔が見えて、良い演奏ができるしね」


【歌とピクニックに出るきっかけ】
Q.歌とピクニックに出演されるきっかけは、歌ピク運営スタッフ「タナカユキエさん」からのお誘いだそう。タナカさんはどんな方ですか?




歌とピクニック in tamba レポーターズブログのブログ 「あいつ?…失礼、ユキエさんやね」。少し顔をいたずらに歪め、笑う。
思い出に残っているエピソードは、仲間と一緒にお寿司を食べに行ったときに、「私のヤツ、食べたでしょ!!」と詰められたことだそうだ。どうやら、憎まれ口を叩き合える仲のようだ。
タナカユキエさんが企画しているイベントに呼ばれて以来10年近くのお付き合いだそう。
「バンドを結成して間もなかった頃に誘ってもらえて嬉しかった」と顔をほころばせる。「音楽を通じて場や想いを共有できていたら、何年空いていても友達でいられる。久しぶりに会ったとしても『元気してる?』と損得感情なしで会える」。そのうちの一人だそうだ。音楽を通じてこんなにも深く繋がっていられる仲間なんて素敵だ。





【若者に伝えてあげたいこと】
Q.歌とピクニックのイベントは、若い方もたくさん来場されます。
たなかさんが20代の頃の自分に何か言ってあげられるとしたら、何を伝えてあげたいですか?

「歌ピクに来ていただいた人には、僕のライブも含めてそれぞれ楽しんでもらえたら嬉しいですね。
20代の頃の自分に対しては、『それでいい』と思います。
その時その時で一生懸命やっていれば、今すぐでなくても必ずどこか別のところで活かされるから。それが自分の個性や強み、武器にもなる。
全ての出来事がなかったら今の自分はないから、どんなことも、失敗や間違いでは決してない」。
音楽から人生哲学まで、幅広いお話を伺えた。
こちらの質問に最後まで1つ1つ真剣に考え抜いて答えて下さる姿が印象的でした。「何をやっていても最後は人間力な気がする。音楽には、その人の生き様が出ると思っています」。
そんな言葉が心に残っている。




では最後に、もう一度、聴いてみましょう

http://tanakaken.net/discography/




インタビュー前と後に聴くのとで、きっと、曲の味わいが違うはず。

聴き手を何より大切に考えるたなかけんさんの音楽。
歌とピクニック会場で、たなかさんとどのような場を共有できるか、今から楽しみだ。







**** たなかけん ************************************************

http://tanakaken.net/


三重県鈴鹿市生まれ。
ギターやドラムのフレーズを重ねてインストゥルメンタル楽曲を演奏する音楽家。
2003年、インストゥルメンタルバンド・百景を結成。アメリカの音楽フェスSXSWや台湾の野外フェスへの出場、また、テレビ番組「世界の車窓から」のBGMに楽曲が使われるなど活動の場を全国に広げる。2011年、ソロ・ファーストアルバム『赤のブレンド』をリリース。バンドではドラマーだが、ソロではギターを演奏する。神戸北野異人館スターバックスコーヒーをはじめ全国各地のカフェ、ライブハウスのイベントに出演している。




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こんにちは!歌とピクニックレポーターの鷹矢です。
今回は、当日開催されるカモレースを開催してくださる、
太田光宣(おおたみつのぶ)さん
 ※※太田さんは絶賛彼女募集中です!!!!※※
須原隆一(すはらりゅういち)さんを訪ねてきました!


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太田さん(写真左)は神戸でピザ屋さんをされていましたが、ご自身がピザを焼く際に材料としている小麦を作る為に丹波へ移住。農業をされています。
須原さん(写真右)は丹波の出身で、大阪の専門学校で音響の勉強後丹波へ戻り実家の農家さんを継がれました。

なんか・・ふたりともすげーイケイケだなあ~
なんて、自分が「農業」に持っているイメージとは正反対と思った。

今回お二人に開催して頂くカモレースは、稲作で有機農業をされる際に飼っている合鴨を走らせて一位の鴨を当てる。というイベント。
隣では鴨肉のBBQもされる予定です!ちょっとこどもさんには残酷ですねえ~。なんて笑いながら話をしてたら、「そうやって人間は生きてるんだってことをわかっといたほうがいい」と太田さん。話は面白いけど芯をついた話をされる方だ。


須原さんはご実家の農家さんを継がれて7年目。自分から自分の凄い事をお話される方ではないけれど太田さんのフォローもありご実家の話を少しづつしてくれた。何十町(一町は農地の面積の単位で、10反(たん)からなる。一反は約1000㎡)という農地を持つ地元の大きな農家さんで但馬牛等のブランド牛の種を持っていらっしゃる農家さんだ。


農業をするっていう事は、自分の食べる物を一から創るってこと。この不安定な世の中で、安定安定とひとは求めるけれど、何かに寄った安定はきっと不安定だ。ピザの原料をご自身で創る太田さんとお米・野菜と肉の源流を創る須原さんを見て、そう感じた。


「農業を楽しんでる姿を見てもらって、何かにきづいてくれたら嬉しい」
こういうカッコいい農家さんが増えたら、きっと就農者も増えるだろうな。


お二人の主催される、イベントが近々同じ丹波市市島町で開催されますので
こちらも合わせてぜひお越しくださーい!

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      丹波有機農業祭
~TANBA ORGANIK FARMERS FESTIVAL~

【日時】2012年11月3-4日 open10:00-20:00close
【場所】三ツ塚史跡公園芝生広場(丹波市市島町)

【Consept】
このイベントを通じてオーガニック、オルタナティブなモノ、コト、こだわりの手仕事、代替エネルギー、新しい経済など、豊かで持続可能なライフスタイルの提案にふれてもらう。

↓有機農業祭ブログはこちら↓
http://tanbaorganicfes.blog.fc2.com/blog-entry-1.html


☆毎週第一日曜日には丹波丹波太郎祭りも開催!☆
http://tanbataromatsuri.blog91.fc2.com/

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※ 出店者の方も募集中(詳しくは下記にご連絡ください)
taromatsuri@gmail.com(太田さん)


今回はカモたちの写真は撮れなかったのですが、是非歌ピクにお越しのさいはかわいいカモたちのレースにご参加ください!

レポーターの鷹矢でした!