後で、母が色々教えてくれました。
まとめると・・・
階段の昇り降りにママさんが持つ重さは、
赤ちゃん+ベビーカー+ベビーバッグ+
お財布など自分の持ち物+日用品のお買い物等々
ベビーカーは、足でボタンをひとつ踏めば畳める非常に楽なものでさえ、
20代男性や若い独身女性が、同じ状況の体験をして、
荷物が重すぎる等で全く畳めず、根を上げて、絶対に誰かの助けが必要と言ったそうです。
その方たちも、始めは、ベビーカーに否定的だった方たちです。
そういったテレビ番組を先日放送していて、母が見たそうです。
また、ベビーカーは、簡単に畳める電動式の物は、非常に重く、
階段の昇り降りが、困難だそうです。
逆に軽いものは、折り畳みに手間を要し、
赤ちゃんを抱きかかえながらの折り畳みは、とても大変だそうです。
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今まで私は、電車などで子連れのママさんを見かけて、
何か手伝いたい・・・と思っても、席を譲るくらいしか方法を知りませんでした。
ベビーカーは、車輪がついているので、乗り降りが大変だとは知りませんでしたし、
階段の昇り降りが大変なことなどは、少し考えれば分かる筈なのに、気がつきませんでした。
いつか、駅員さんがベビーカーを運んでいた時、
それでもなお、赤ちゃんとベビーバッグ、買った日用品などを持っているママさんを見かけた時は、
「え”?!!!大変!!」と思って、手伝ったこともありましたが、
そう気づけたのは、時間と心の余裕がある休みの日でした。
急いでいる時などは、ママさんが懸命に階段を登っていても、素通りしていたかもしれません。
今思えば、そんな自分を恥ずかしく、悲しく思います。
育児が24時間ある中で、毎日の生活をしていく為には、
誰しもが、ベビーシッターや家族の方に、赤ちゃんを預けられる環境ではないと思います。
寧ろ、預けられない場合の方が多いのでは?と思いますが、
日用品や食材のお買い物に役所の手続き、赤ちゃんの病院など、
赤ちゃんと一緒に出かけざるを得ない状況は、沢山あると思います。
それに、家にずっとひきこもっていては、育児ノイローゼにもなりかねませんし、
忙しいママさんだからこそ、出来れば外の空気を吸うのも必要なのでは?と思いました。
私の母は、関西から嫁いで、最初は、近所に一切知り合いがいない、見知らぬ土地での育児のスタート、
祖母は他界していたので、育児の方法を聞く相手もいませんし、
長距離電話は、お高い時代、関西のきょうだいの家に電話をかけるのも、気を遣ったそうです。
その上、私は、ベットでは絶対寝ず、抱っこしている時しか寝ないという・・・(・_・;)
最上級に手のかかる子だったそうなので、本当~に大変だったと思います。
そんな中、電車のホームでバギーに私を乗せて並んでいた時、
電車が来る少し前にバギーを畳もうと思っていたら、駅員さんから、
「おばさん!!ベビーカーで電車乗るなよ!邪魔なんだよ!!」というようなことを言われたそうです。
列に並ぶ前にバギーを畳むべきだったのかもしれませんが、
私と違って、かなり大らかな母ですが、未だに覚えているということは、相当、傷ついたことと思います。
育児をしたことのない独身の私が書いても説得力がないと思いますが、
でも、育児って、嬉しいこともあるけれど、どんな状況でも赤ちゃんは、待ってくれないのだし、
本当に大変な中、ママさんたちは、とても頑張っていると私は、思います。
だから、同じ声を掛けるなら、心無い声より、優しい声を掛けて欲しいのです。
いつでも、優しい声は、嬉しいし救われますが、大変だったり、疲れていたり、頑張っている時こそ、
ちょっとした優しさが、大きなパワーになることってありますよね。
優しさは、連鎖するので、ママさんが少し楽になれば、大人の気持ちに敏感な赤ちゃんも笑顔になり、
きっと、素敵な大人に育つと思います。素敵な大人は、お年寄りや、子供にも優しくなります。
そういう、幸せのスパイラル。難しそうに見えて、実は、シンプルなのじゃないかな?と思ったり。
今回は、ママさんのお話でしたが、ママさんに限ったことではありません。
私は、通勤電車のお父さん方も、どんなに理不尽なことがあっても毎日家族の為に、
くたくたになるまで働いて帰ってきている様子が伺えるので、
たまに、レディーファーストならぬ、おやじファースト?で、席を譲ったりしています♪笑
自己満足で長々と書いてしまい、失礼しました。。。