こんばんは
先日、東京都現代美術館にて、先日まで公開していた
「ラグジュアリーファッションの欲望」という展示を拝見しました
なんだか非常に長～いつぶやきになってしまったので、
内容は、色の変わっている文字だけで伝わると思います
現代美術館は、ベビーカーでの入場も行っていて、
ママと子供に協力的なのも良いですよね
ママさんたちの周りへの気配りも素敵で、
みんなが気持ちよく楽しく利用しているので、
ほっこり癒し空間です
今回の目当ては、コム・デ・ギャルソンの展示と、
中世ヨーロッパの衣装と、シャネルなどのモード服です
殆どが、ショーケースに入っていず、
肉眼でかなり近づいて３６０度から観ることが出来て、
嬉しくて仕方ありませんでした
今回特に心に残ったのは、
１８世紀フランスの男性用のジレ(上着)で
欲しい
着たい
と思ってしまいました
ジレ(裾の長いジャケットのようなコートのような上着)
全体のフォルムも美しいですし
特に、ポケットのデザインや、
ベンツの処理が最高です
展示の最後には、SONYのPS３が設置されていて、
数ある展示のうちから予め選ばれた１０体？くらいを、
ズームアップしてディティールまで
詳しく観ることが出来る
のですが、
PS３で観たら、肉眼で観る以上に、
とても手の込んだ贅沢な刺繍が施されていて感動しました
当時の貴族が着ていたものが、
２１世紀の現代に残っているというのは、
なんだか不思議で、凄いロマンですよね
メンズファッションは、静かでさりげなくて、
レディーズには、負けない小粋なおしゃれがありますよね
たまに、心から悔しいと思うことがあります
他にも、素敵な作品が沢山あって夢のようでした
それに、映像や雑誌と、実物では、
伝わってくるものが全く違って、
実物こそ、その作品を実感出来ると思いました
これで、人が実際に着て動いていたら、
完成するのでしょうね
それから、コム・デ・ギャルソンの特別展示は、
建築家「姉島和世」さんによる空間デザインで、
無料公開していました
デザイナーの川久保さんがデザインするお洋服は、
とてもユニークで、ハイレベルなので、
私には、難しい過ぎてよく解らないのかなぁ
と
思っていましたが・・・
実際には、対話の出来る服と空間で、
観る側に歩み寄ってくれている優しさを私は感じ、
伝わってくるものが沢山ありました
不思議なフォルムの服たちも、
実際拝見したら、無駄が一切なくて、
全てに存在理由があるのだと実感しました
私が生まれた頃の作品も展示されていましたが、
今もなお、かっこよくて、びっくりしました
ぱっと見ただけでは、
どうなっているのか解らない服もあって、
展示の前で、じーーっと観てみたり
服ってなんだろうおしゃれって
自己表現って、なんだろう
と考えました。
ピンクのかわいいワンピースを観ていたら、
丁度、隣にいた小さい女の子が、
「このドレス着たいな
大人になったら、このドレス着たいな」と言っていて、
その純粋な眼差しに、感動しました
子供に夢を与えることが出来るのは、とても素敵ですし、
女の子が、例え、今日のことを忘れてしまったとしても、
貴重な出会いだったのではないかと思います
改めて、川久保さんかっこいいと、思いました♪
私も子供の頃、デパートや雑誌で、
大人の女性の素敵な服を観て
この服が着たい。早く大人になりたい。と
切実に思っていたことを思い出しました
そうか、大人ってありがたいんだ
当然のこと過ぎて、気づきませんでした。
イラストレーターのナカムラミツルさんの言葉に、
『なんで大人になると夢を諦めてしまうのだろう？
子供の頃の夢を叶えられるのは、
大体大人になってからなのに』
というような内容があると思うのですが、
大人って、素敵なのですね
１日１クリック頂けると嬉しいです♪