●壊滅
とんだことでございます。おそらく2万人を超える犠牲者が地震・津波で出たんだろうと思います。
この寒さの中、瓦礫の下で生きている人はもういないでしょう。
いまは避難所で救援を待つ人々に少しでも早く確実に、水、食料、毛布、医薬品、燃料、衣類などが届けられることだ。
港町ブルース
「流す涙で割る酒は だました男の味がする
あなたの影をひきずりながら
港 宮古 釜石 気仙沼♪」
これらの港は消えてしまった。
●自粛
11日(金) ぼくは音羽の出版社で小説誌の仕事をしていた。
ものすごい揺れがきた。パソコンで「震源は宮城沖、大津波発生のおそれ」と知る。マグニチュードの数値がどんどん上方修正されていく。8.3→8.4→8.8(現在はM9.0)
仕事を仕上げたのは午後7時半だった。とまっていけと勧められたが、「家族が心配ですから」と外に出た。
音羽通りは「帰宅難民」の行列が切れめなくゾロゾロとつづいていた。
「上島珈琲店」で少し仕事(14日締め切り)をしながらも、こころは落ち着かない。家族とはケータイがつながらない。行列にまじって歩き出す。
池袋駅はすごい人の群れだった。西武線、東武東上線は復旧の見通しがないことを知らされる。娘からメールがきて「母と私は無事です。自宅にいます」と。一安心。
結局、十数キロ歩くことになった。成増駅近くで運良くTAXIをつかまえられた。帰宅したら午前2時近くだった。
情報を収集するにつれて、東北では太平洋岸の市町村が津波に飲み込まれ、破壊しつくされたことがわかった。犠牲者の数は万単位となることは確実に。さらに福島原発の事故があいつぎ、被爆への恐れと、電力供給不足が首都圏に住む人々をもまきこんできた。
「野球どころではない」
ぼくは12日から神宮でおこなわれるスワローズのオープン戦を楽しみにしていたし、17日から2泊3日で草津温泉に行くのを楽しみにしていた。
オープン戦は中止になったし、草津旅行はキャンセルした。
節電にも努めている。
●セ・リーグ25日開幕に反対
NPBは、パ・リーグは「東北」のチームもあるので、また千葉のマリスタも使用できる状態でないので開幕を4月12日まで延期を決めた。でも、セ・リーグについては予定通り25日開幕と発表した。選手会は反対している。
25日開幕を強硬に主張したのは、読売Gの清武英利代表である。「経済活動をしないと地盤沈下してしまう」とゆう論理である。野球を見せることがプロ球団の使命であり、試合ができる状況なのに、何もせず指をくわえているわけにはいかない、とゆうことらしい。
でも、今回の大震災と原発事故がぼくたち日本人に問いかけているのは、清武さん的な「経済第一主義」の生き方はもうやめよう、とゆうことではないのか。
東京だって「計画停電」とかいって、電車も間引き運転して交通も不便、家庭も企業も節電に協力している中で
「プロ野球を見て元気を出せ」とナイトゲームを強行する無神経さはプロ野球離れを起こすぞ。
選手たちの方がファンに近い目線で見てるから、そして自分自身が震災のショックを受けているから、野球に集中できない、と訴えている。
「勇気を与えるとか、もらうとかそういう状態ではないと思う。ゴルフもフィギュアもすべて中止になって、プロ野球だけがそこまで開幕にこだわる理由は何なのか」 金本知憲(仙台市にある東北福祉大出身)
ヨシノリは16日のGとの練習試合で2イニングを無安打に抑えたが「知り合いで連絡を取れない人もいますし…。こうゆう状況で気持ちの整理が難しい」
日本赤十字社を通じて500万円を被災地に寄付した宮本慎也「ぼくらはお客さんから給料をもらっている身だし、できる範囲で何かしたかった。本当なら被災地へ行ってボランティア活動をしたいくらいです」