きのうは病院へ診察とクスリをもらうために行った。朝、9時過ぎに出て正午までかかった。自分のことだから、しょうがない。
午後はCSがあることはわかっていたが、つまっている仕事を片付けないと、来週とんでもないことになるので「ぶた王子」に行った。
ディンブラを飲みながら、キリシタン時代の宣教師や武士や民衆の「殉教」のことを書いた本を校閲する。キリシタン史研究の権威だった伯父(故人)から史料をもっともらっておけばよかった。立教大学」図書館には伯父の蔵書コーナーがあるそうだが、行ったことはない。今回も、そのヒマはないだろう。
1週間以内に村山聖(さとし)のことを原稿に書かなくてはならないので、大崎春生の『聖の青春』を大急ぎで読み進める(3年位前に初読)。
すごい人だ。広島出身だが4歳のときネフローゼにかかり、一生闘病生活だった。病床で6歳のとき将棋を覚え、本だけで勉強した。はじめて本格的に対局した相手は広島で1、2のアマ4段の強豪だったが、これに勝ってしまう。このとき小学五年生。
この天才少年はプロ棋士になり、病と闘い、谷川と戦い、羽生と戦った。1998年、A級棋士のまま、29歳で病死した。羽生、佐藤、森内らと同世代である。100ページほど読んだ。(時速30ページ)
帰宅するとハムが4-3でリードしていた。なんか雰囲気としては「きょうで決まりそうだな」と感じた。きのうまでの緊迫感がないように感じた。球場全体が勝負の決着とゆうより、もうひとつの「大切なこと」に向かっているような気がした。
8回裏、岩隈が登板して、スレッジが3ランをかました。それで勝負は決定的になったのだが、両軍ベンチも観衆もわりと冷静に受け止めていたと見えた。
梨田監督のインタビューもノムさんへの敬意をあらわす好感もてるものだった。
タフなシリーズであったことを率直に語る森本ひちょりのインタビューもよかった。彼が元気になったことがダルの不在をカバーしたと思った。
稲葉と共にやはり彼はハムの顔なのである。
1塁・ライトスタンド方面で観客への挨拶を終えた野村監督と楽天選手たちの群れへ、まず吉井が駆けつけてきて野村と抱き合う。稲葉もダッシュしてきて「おまえら胴上げしたことないな、いっしょにやろうぜ」と野村の足元に近づく。ハム選手たちも梨田監督までやってきて胴上げだ。こんなシリーズになるとは。
これがクライマックスとゆうことだったのかもしれない。
「ノムラ野球」はこれで終わりではない。ノムさんの教えを受けた野球人によって引き継がれ、発展していく。
とりあえず、ハムは読売Gを倒さなければならない。
