野球が終わってからは寄席にも何度か行ったし、友だちがいろいろやるのと付き合えるシーズンだ。
わが碁敵のSが国立で絵本展をやったので行った。「逆流少年 地下水路の果て/暗黒の楽園篇」てすごいタイトルなのだが、絵本なのだ。
国立って国立国会図書館でやったわけでなく、中央線のくにたちです。国分寺と立川の間だから国立と名づけたとゆうから、わが国の地名のいい加減さにはげんなりだ。
でも駅前から商店街を歩いてゆくと、うまそうな店がけっこうある。
会場ではSの奥さんや小6の娘さんとはじめて話ができてよかった。![]()
わが妻がやってきたので、絵本を買わせる。
適度に飲み食いしてSに見送られて帰路につく。国立→西国分寺→新座。接続は悪いが乗ってしまえば近い。
新座駅そばの
イタリアンでワイン
を飲みながらパスタする。リーズナブルといえる味とお値段。
バロックなどじみなコンサートづくりを手がけているK夫妻から「ぜひぜひ」と勧められて、「One Plate Opera 2008 オペラに学ぶ・愛する人に思いを伝える方法」とゆうコンサートに行った。妻も休日だったのでいっしょに。
いいコンサートだった。モーツァルトの「ドン・ファン」など、オペラの決定的な求愛場面の「いいとこどり」とゆうコンサートなのだった。
ぼくはホール内の売店(こうゆうの何てゆうの?)で売ってた
を飲みながらとても気持ちよかった。
ソプラノの林満理子さん(似たような名前の作家がいたね。その人より全然イロっぽくて素敵だった)と、テナーの柿迫秀さんには可能性を感じた。でも、彼ら、声楽家は生きるのに苦労しているようなのだ。だからその必死さがぼくにも伝わってきたのかもしれない。
そしてオペラ究極の場面の解説にちょこちょこ解説トークで会場を笑いと和やかさで包んだし、このコンサートを演出したのが朝岡聡なのだった。NETのスポーツ穴の。へー、おまえ、しばらく見ないと思ったらオペラの専門家としてトークしたりしてるんだ。
そんなわけで、友だちの仕事に少しだけ貢献できたかなと。いずこも、いまは、大変なんですから。
帰途、池袋の野球Barに寄ったら、マスターが「奥様オクサマ」とおおはしゃぎ。この男はおれとおなじで、「美人には弱い」のである。
「オクサマ、よくお付き合いなされますね。今年も仙台だ広島だって、せっかくのお休みを野球狂いのダンナのためについていかれるんですから。わたしの女房は絶対そんなこと許してくれません」
「仙台の前の日は磐梯熱海の温泉に、広島の前の日は松山道後温泉にゆっくりつかわせていただいたのよ。快適でした。そのあと野球見るのも好きよ。神宮のスワローズよりアウェイのほうが感じます。わたし、野球にはよわいけれど、夫が巨人ファンだったら離婚する程度にはヤクルトファンなのよ」とゆうこです。
マスターは黙ってしまった。
けれど、彼はぼくの友だちなのだった。