4.22  中禅寺湖畔のホテル燕らが巣を営みてキャッチボール | 短歌&野球

短歌&野球

ぼくのへたくそな短歌と、大好きなプロ野球についての感想を、日記形式でつづります。ぼくの個人的な経験も書いてしまうかもしれません。

1年ぶりに日光へ行ってきました。


昨日、昼前に出発。佐野SAでラーメン食べる。「佐野さ」と言ってみる。「また回文?」「佐野の差」「佐野と札幌の差」それは、回文にならないよ。上(左)から読んでも下(右)から読んでもおなじ音の文。


「佐野と宇野とスイスとノウとの差」・・・回文にはなってるけど、面白くもなんともないな。



いろは坂を登って中禅寺湖畔へ。湖畔をめぐって「華厳の滝」を見に行く。すぐ出る。「華厳の滝来たのん後家」。

小学校の修学旅行以来、40年ぶり、もっとか。直下から見るのは。




学生グループが写真を撮りあっている。全員集合で撮りたいのだろう。「すいません、シャッター押してくれませんかぁ」「はいはい」。向こうを見ると妻も女子学生グループの写真撮影ボランティアをやっている。


滝の上、湖畔のいちばん手前に立つのが、創業明治27年の「レイクサイドホテル」だ。「レイクサイドホテルかカルテほど遺作入れ」・・・苦しいな。


ぼくはこのホテルを気に入っている。感じいいし・・・「感じいいしいい人家」。


ぼくらの止まる軒下にツバメが何十個も巣をつくっているのだ。100羽ではきかないツバメらが、窓の外をビュンビュン飛び交っている。


ピピピと、あれは遊んでいるのではない。チームプレーの練習をしているように見えるから不思議だ。あれが青木と覚えるヒマもない。動きが速すぎてケータイで撮れない。さっきの学生グループとは雲泥の差だ。





                  →→→→   来たのん後家



日光の湯は草津とおなじくらい、ぼくのアトピーと相性がよいようなのだ。

皮膚が喜んでいるのがわかる。


ディナーはフレンチコース。「スー・コチンレフ歯あ無いで」「コチンレフなんて苗字スラブ人にあるの?」「知らねエ」


「ツバメらは以前は5月中旬にやってきたそうですが、最近は暖冬のせいで4月半ばにはくるのです」とBarに行ったときにバーテンダーが教えてくれた。


客はふたり。ぼくは竹鶴とボウモアがあったので、あわせて3倍、ロックで飲んだ。妻は「レイク・ブルー」とかのカクテルを飲んでいた。バーテンダーは彼女の飲みっぷりがよいので、そばに来て(敵に場所、苦しい)、カクテルの説明を長々と始める。


夜、テレビで、来日した韓国大統領・李明博(イ・ミョンバク)さんの日本人との対話番組があるというので、妻は見ていた。「この人は若いときに拷問にあったような経歴なの?」「なぜ、そう思ったのかな?」「そういう目をしている。拷問の痕みたいな。精神的なものかもしれないけど」「ふーん」。(拷問の痕みたいな。泣いた身とあのん妄語。惜しい)。ぼくはイ・ミョンバクの人生のスケッチを描いて説明した。貧困な少年。盗みを働くような。苦学して大学へ。ソウルの学生運動指導者。1960年学生革命。指名手配。自首。官僚になれず(ならず)、当時小企業であった「現代」に就職。30代のうちに最高経営責任者となる。経済界リーダー。ソウル市長。そして・・・


回文の作り方。夢の中である女性が回文の作り方を教えてというので、「ダンスは済んだ」が回文のキホン形ですと説明する。それだけで立派な回文で、こういう短い回文をどんどん思い浮かべて、組み立てていく。その中心になる回文を「折り返し回文」という。まず折り返し回文を思いついてみて? 彼女は「好きキス」と言う。「はい、ぼくも好きですが、相手を選びます」とか言いながら、「好きキス」を折り返しワードにして左右(上下)にくっつける回文セットを思いついてみて? 「よしお」と彼女は言った。いいすね、よしおさん好きなんすね、回文にします。「よしおしよ」。折り返し入れると「よしお好きキスをしよ」だよ。夢の中とはいえ、あなたHだね。その次に彼女が発見した回文は「かとうとか」だった。OK.「加藤よしお好きキスをしようとか」となる。大変立派な回文ができた。

加藤よしおさんはぼくの知り合いだけど、プロ野球選手とか政治家にいたっけ? どこにでもいそうなのがいいよ。そこに「わたししたわ」という回文を外側につけると、「わたし加藤よしお好きキスをしようとかしたわ」と完成。


「じゃあ、あんたも、なんか、つくってよ」と言われて「佐藤のうとさ」「気づかない田舎好き」「関係いけんか」と3つしか思い浮かばず組み合わせて「いけんかのと気づかない佐藤のうとさ田舎好きとの関係」とまとめるしかなかった。スワファンには、ちょっと感じるかもだけど、説得力ないな。そして、苦しい夜が明けた。ツバメが起きだした。


10時に宿をスタート。戦場ヶ原、湯の湖など見て、まだ金精道路がアウトなので、いろは坂まで戻り、同じ道を帰るのはつまらないので、国道122を桐生方面に折れた。これが正解でサクラ満開の足尾あたりや草木ダムや渡良瀬川を見た。そこに満開のサクラ。「落差のいかんま」、なにそれと突っ込まれながら、「そろそろ野球やデ」とぼく。「わかるわよ」「弱る川」。「そうね」「根ウソ」。


桐生の町だ。ここは群馬県でいちばん野球の盛んなところ。

桐生高と桐生一高が引っ張ってきた。桐生高は進学校なので? ここではなぜか、桐高(きりたか)という。

桐生一高はは旧制中学とかではなくて旧制の女子裁縫学校てところが意外っだよね。

そこで甲子園優勝投手の正田樹(いつき)=ファイターズ→タイガースと、1年後輩の一場靖弘(明大→ゴールデンイーグルス)が育っている。いま、二人とも苦しんでいるね。


前橋に行った。ここは昔から前橋高と前橋工の戦いだ。ここでも進学校の前橋高のことを人は「まえたか」と言う。マエタカではプロ選手は出ていない(と思う。オレの記憶は信じるなよ)。前橋工からはいい投手が出た。いま、ライオンズ監督やってる渡辺久信だね。へー。


関越道で帰ってきた。上里SAで「掻き揚げそば」を食べたよ。うまいんだ。これが。好きだよ。


ツバメが飛んだ、ずっと備えてたから。


今夜は宮本でスワが、稲葉でFsが、ヤマサキで楽天が勝ったから、いい旅だったと回想する。


横浜、どうする。今の読売に勝てないなんて。