日曜の夜は締め切り迫り、せっつかれている「オジサン・コラム」を書き上げ、送稿してから酒を飲んだ。
安心して熟睡したために、目が覚めたら午後1時だった。1時の約束の仕事があった。![]()
洗顔、朝食? 着替え、一服を15分で終え、タクシー
を呼ぶ。
ケータイを入れて相手先にひたすら謝る。かえって恐縮されてしまう。
6時30分、K社を出る。地下鉄に乗る。
座れたのでいつもの悪戯をする。「BT」という野球週刊誌をさかさまにして読む。
「スワローズ黄金時代 再来」というページを読む。タイムリーな企画だと感心する。
さかさで読むのは特技(訓練した)なので、普通の速度で読み、理解できる。
の席の若い男が「えっ」と声をあげる。ぼくの愛読誌を覗き見したのだ。
彼は、
の席の彼女にいま経験したことを報告・説明している。「日本人じゃないのかなあ」・・・
若い女が身を乗り出して確認しにくる前に、ぼくは雑誌をひっくり返す(正常にする)。
「おかしくないじゃん」という彼女の声が聞こえる。「あんたの目がひっくり返ってたんだよ、きっと」・・・
至上の幸福の時である。罪のない悪戯だと思いませんか?
「ぎょっ、さかさ、ですよ」と注意してくれた人もいた。
そのときは「さかさはさかさにしてもさかさですよ」と応じた。わかんなかったみたい。
志木駅前の「ブタの王子さま」(Princeton)という紅茶屋で紅茶(スリランカの誇りっていうやつ)を味わいながら、山口雅也の「キッド・ピストルズの最低の帰還」の再校ゲラに目を走らせる。こうゆうときは、さかさにしたりしない。おカネもらえることだから。この店は紅茶屋と思っている客は少なくて、ケーキ屋だと思っている客が多いようだ。ぼくはここのケーキを食べたことがないので、わからないが、「高いだけあってうまい」と妻のU子がゆうことには。
8時を過ぎたので、今夜は野球がないから、「やまね」で旨いもの食いながら一杯やろうやって、ケータイでU子を呼んだら、「きょうはゴメンナサイ。風邪引いたみたいで、もうウチに帰っているの」という。
しょうがないなあ。明日、休み、というときに、彼女はダウンする。
ぼくは365日、休みでないので、ダウンできない。風邪もひけない。死んでからゆっくり味わいたい。
拾って、自宅へ駆けつける。「大丈夫かっ?」。U子はぼくみたいに、つらくてもつらいってゆわないから、本当はそ-とーつらいのである。
それでも夕食の支度をしてるから、やめさせる。野菜炒めとみそ汁と納豆とアジの酢ジメをいそいでそろえると「ありがとう」とゆってくれた。オレの野菜炒めは、確かにうまいっすよ、年季がちがいますから。
でも、あんまり食べられなくて、熱燗もあんまり飲めなくて「ゴメンネ。横になるね」って10時には眠っちゃった。
そして、明日は一日中、眠りつづけて、あさってからの激務に備えるのだ。なんか、理不尽なものを感じる。
政治家たちは、介護の現場で、なにが起こっているのか知っているのか!