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今回はネット小説ではなく、書籍の小説を紹介させていただきます。

ゲームウォーズ 上・下
アーネスト・クライン 著
池田真紀子 訳
SB文庫 2014年初版発行
各¥780+税

あらすじ

西暦2041年。元は、オンラインゲームとして開発された〈オアシス〉と呼ばれる仮想現実ネットワークが世界中張り巡らされ、殆ど全ての人間がその中で仕事を行い、勉強をし、趣味までも行っていた。
そんな中、〈オアシス〉の開発者であり、世界的な億万長者のジェームズ・ハリデー死去のニュースが世界中に流れる。
そしてハリデーが残した、あるビデオメッセージも公開された。
その内容はこうだ。
「〈オアシス〉の中にイースターエッグを隠した。見つけたものに全財産を譲ろう。」
ヒントはハリデーによって示された。
三つの鍵を探し出せ。
広大な〈オアシス〉の世界で、そして現実で、いくつもの思惑が交差する、イースターエッグ狩りが幕を開ける!


以上。本のあらすじをそのまま使うと、いけないようなことを見かけたので、自分で書いてみました。


オススメポイント!
バーチャルリアリティの浸透した社会と、その仮想世界をリアルに描く作品です。
主人公はオクラハマシティの郊外、トレーラーパークと呼ばれる、トレーラーが積み上げられた、塔のようなものが集まった場所に住む、1人の少年。
その少年も、イースターエッグハンター、略してガンターと呼ばれる者たちの1人です。
物語は、彼が世界で初めて、最初の鍵を手に入れたことで動き始めます。

この物語の特徴として、かなりマニアックなレトロゲームが、頻繁に登場するということがあります。
ゲームブックにまで話題が及ぶことも。
と言うのも、作者がかなりのオタク。並のオタクではありませんが。
読んでるうちに、幾つかのゲームをもっと知りたくなることでしょう。

そんなレトロゲームや、〈オアシス〉の街に、フィールドに、巧妙に隠され施された仕掛けを、主人公やライバル達、そして敵対組織までもが、競って解き進めていく様は、最高の興奮を与えてくれます。

私は、本を読み始めてから、止まらなくなり、一日半ほどで上下巻とも読み終えてしまいました。
最高でした。読み終えた瞬間、思わず「すげぇ」と、漏れてしまうくらいには。
ぜひ、読んでみてください。

それでは失礼します。