私が受験生のときに使ってよかった参考書・問題集を紹介していこうと思う。すでに30年くらい経っているが、今も版を重ねて受験生に利用されているものもあるだろう。

 

 第一弾は、伊藤和夫『英文解釈教室』(研究社、1977年)である。

今は『ビジュアル』とかになってるのかな?

 

 当時はネットもなく、参考書・問題集の情報は主に『私の~大学合格作戦』などの合格体験記から仕入れていた。東大合格者たちがこぞって挙げていたのが同書である。だが、他方で「難しい」とか「やらなくてもよい」との声もあった。私も現役の時には手を出さなかった。

 

 浪人してやってみたが、1回目はよさがわからなかった。しかし、2回目になると、この本の言いたいことがわかってきた。英文の構造が捉えられるようになり、「長い一文」を正確に読めるようになっていった。

 

 例題を自分で訳し解説を読む。結局これを3回くらい繰り返した。東大英語の4番(下線部和訳)対策に非常に役立ったと思う。

 

 『英文解釈教室』で培った構文をつかむ力は、受験が終わった後も役立った。大学に入り専門分野の英書を読んだり、翻訳をするときに、それを実感し、受験勉強ちゃんとやっていてよかったなあと思った。

 

 受験が終わってから30年経った今でも捨てておらず、時々読み返したくなる一冊である。実際今年になってから読み返した。途中までだけど。