第10話 すべての始まり

(前回までの「24」)
マークは、バウアーをロシアに引き渡す件で大統領のサインを勝手に記入する罪を犯していた。クロエはジャックの仕事についてマーゴットが死んだ事で終わりだと言い断る。ケイトは、夫が中国に情報漏洩をするという事件を起こし、気づかなかった自分を責めていた。ナバロはアダムの事件に関するファイルを復元しようとしたジョーダン・リード捜査官を工作員を雇い殺した。ナバロはリード捜査官が殺された事件からいづれ犯罪がばれると予感し、エイドリアンに逃亡の段取りを依頼した。ついにバウアーは死んだ工作員の指紋からスティーブ・ナバロにたどり着いた。ナバロは装置を持って逃走ー。


ケイトの電話が鳴った、バウアーだ。
「ケイト、ジョーダン殺しの件、黒幕は、ナバロだ!今彼は装置を持って逃げている、力を貸して欲しい、戦術チームを送ってくれ」の内容だ。

ナバロがエイドリアンに電話、リバプールストリート駅でおちあう約束をした。クロエが今の電話は何?と聞く。エイドリアンは、装置を手に入れると告げる。それは、もともとは、エイドリアンが開発したが、イエーツが無人機用に改造したのだという。エイドリアンは正義のためだと、クロエにもう一度戻って来いと頼んだ。

ジャックの携帯がなった。ケイトの指示でギャビンが連絡してきた。ナバロは監視カメラへのアクセスを遮断したので映像が取れないと告げる。ジャックは衛生画像で自分を追えと伝える。

ジャックは、ナバロの姿を見つけるが、うまくまいて、ジャックはナバロを逃がしてしまう。ナバロは約束地点につき、装置と引き換えにパスポートを受け取った。しかし、逃走用の車は無く、駆けつけたチームに確保された。

一方、エイドリアンは装置の入ったバックを受け取りそのままクロエと駅の方へ向かう。ジャックが、そのエイドリアンを見つけ追った。しかし、一足遅く、エイドリアンとクロエは電車に乗り込み発車してしまった。走り去る電車にジャックが叫ぶ「クロエーっ!」エイドリアンとクロエは、次の駅に向かう途中緊急ブレーキをかけ逃走した。

ケイトは、CIAに着いたとジャックに電話し、装置とナバロの状況を確認した。クロエがエイドリアンと一緒であることも…。ケイトは、ギャビンにリードが何を調べていたかを調べるように指示する。

ヘラー大統領は娘オードリーと帰国の準備をしていた。そこにマークが、部屋に入ってきた。オードリーは、少し睨むような表情を見せる。装置が盗まれたという報告であった。そして犯人は、ナバロ支局長であり、ナバロはバウアーが捕まえたが装置はエイドリアンに渡った後だと。ヘラー大統領は、盗まれた装置が脅威になることを知り、バウアーに全面的に協力させる事を指示、帰国を中止し待機することにする。

ギャビンが、調査した結果をケイトに告げた。ナバロがアダム・モーガンに罪を着せた証拠のデータが出てきたのだ。ケイトの怒りは、拘束して連れてこられたナバロに向けられた。飛びかかろうとするケイトを周りの仲間が押さえる。

バウアーが自分しかナバロを尋問出来ないと言い、ナバロの尋問をすることになる。バウアーは、ケイトと居た…ケイトに「夫の罪は晴れた」と宥めるがアダムを自殺に追いやった事情を知り、「気の毒な事を…」とジャック、ケイトの怒りはおさまらない。

バウアーは、自分流で尋問するといい、尋問室に入った。ナバロは「相手がエイドリアンだったことはしらなかったと言う、装置の場所を言う代わりに全面免責を条件に出す」ケイトは「まさか全面免責はないでしょうね!」と不安に…

ジャックは言う「全面免責は、交渉のテーブルには乗らない」ジャックはナバロの右手を潰しにかかったが、そばにいた捜査官が取り押さえる。

ジャックとケイトの思いとは裏腹に、政府は全面免責の準備に入った。

マークの部屋の前に、オードリーがいた。
父を止めなかったマークにつらくあたった事を謝りにきたのだ。しかしマークは、「ジャックが現れた時から、君は変わった、彼への思いは絶ち切れてない」と嘆く。…オードリーとの溝は深まった。

オードリーが部屋を出るとマークは、ロシア副大臣に電話、バウアーの引渡しは出来ないが、居場所をわかる術は教えられると言った。そして、自らの関与は内密にとも…。

クロエはエイドリアンと車の中にいた。隙を見て、装置を持ち出し、トイレに行くと嘘をつき逃げ出そうとするが、失敗する。

ケイトは、尋問室に一人で銃を構えて乱入してきた、「装置の情報を持っているのは嘘だ、私をだまし続けて来た、私が殺してやる」と逆上し銃をナバロの頭に突き立てた。ジャックは逆上したケイトを「よせ、情報を吐かせるんだ!」と止めに入るが、ケイト引き金に指をかけた、その時、ナバロは追跡コードを吐いた。

「ギャビン聞こえたか!?」

バウアーとケイトが一芝居打ったのだ。
「もうおしまい、殺人罪と反逆罪であなたは死刑になる。私はこの目で見届ける」とケイトがナバロに吐き捨てるように言う。

エイドリアンとクロエは、新しい隠れ家に着いた。ドアを開けた瞬間、異様な光景が飛び込んだ。仲間達が惨殺され死体が転がっている。影から男が現れエイドリアンに銃をつきつけた、奥からチェンが入って来た。「チェン!」クロエが言った。エイドリアンは、チェンと組んでいたが、騙されていた事を知り乗り込んできたのだ。

マークは、ナバロが自白したため全面免責の必要がなくなったと知る、また、バウアーが新しい任務の指揮をとると知る。それをうけてロシア副大臣に電話をしていたが、繋がらない…

クロエは、装置のソフトを元に戻す作業に協力させられた。システムが動くことを確認したチェンはエイドリアンを射殺した。

バウアーとケイトの乗った車が何者かのトラックに体当たりを受ける。

チェンは、奪った装置を使い、米原子力潜水艦に戦術行動命令を出した、標的は中国の空母艦であった。

魚雷が発射され、中国の空母艦に命中、艦から炎上した。


続く


ヘラーの命架けの行動を止めなかったマークと何としても止めさせたジャック、オードリーの心はジャックへの感謝、ジャックへの信頼、それ以上のものであることは、間違いない。クロエが身を寄せるエイドリアンは中国のチェンに殺された。チェンに捕まったクロエをジャックは助け出すのであろうか?そして中国の空母艦が魚雷攻撃を受け反撃してくるのは必至!全面戦争に入るのか!いよいよクライマックス!