【土井香苗ゼミ北朝鮮班 2012年度東京大学五月祭展示会・講演会】

北朝鮮難民救援基金の加藤博さん提供の強制収容所のイラストや、日本人妻問題や特定失踪者問題を中心とした資料の展示を行います。

また、19日には在日2世として帰国事業で北朝鮮へ渡り、日本人妻の方々とともに苦しい生活を味わった方と、日本人妻の祖母を持ち、日本在住の大学生の方を招き、講演会にて当時の状況、帰国事業の現実、北朝鮮の実態、現在の取り組みなどを実体験から語って頂きます。北朝鮮の厳しい現状や人権侵害問題、日本人妻の問題や拉致問題などをより多くの方々に伝えるべく、今回の出展を決めました。

拉致問題など北朝鮮の人権侵害が酷いということはわかっていて、それが良くないと思っている方がほとんどかと思います。でも、教科書や新聞やニュースだけでは伝わらない何かがあります。まずは、体験者の生の声で北朝鮮の現状を感じることから始めてみませんか?生の北朝鮮の姿を知りたい方、人権問題に興味がある方も是非お越しください。

展示ブースと講演会にて、皆様のご来場を心よりお待ちしております。

【1】イベント概要

①日本人妻問題に関する講演会

【日時】5/19()13:00~15:30

【場所】東京大学本郷キャンパス法文2号館大教室

【内容】在日2世で帰国事業の時期に北朝鮮へ渡ったのち、脱北に成功したの韓錫圭氏・日本人妻を祖母に持つ、北朝鮮生まれ日本在住の大学生の高安京子氏に、北朝鮮での過酷な生活、帰国事業の実態、現在の取り組み、私たちにできることは一体何なのか等を実体験から生の声で語って頂きます。

日本人妻と同じ境遇を味わった方・北朝鮮に住んだ経験をお持ちの方からのお話を聞く機会は自分から求めない限り、今後もなかなかないでしょう。

そうした方々からお話を伺えるこの貴重な機会に是非お越し頂けたらと思います。

②展示ブース

【日時】5/1913時~18時・5/2011時~18時 

※同じ土井香苗ゼミの中国班と部屋を共有して展示しております。20日の11時~12時・14時~15時は中国班のゲストの方(野田雅也氏)の講演があるため展示の閲覧はできません。

【場所】東京大学本郷キャンパス 工学部1号館14教室

http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_04_02_j.html

( 丸の内線本郷三丁目駅より徒歩 7 )

【内容】

北朝鮮難民救援基金の加藤博さん提供の強制収容所のイラスト、日本人妻問題や拉致問題を中心とした写真や資料の展示を行います。

北朝鮮の人権侵害問題、そして北朝鮮班の活動の軌跡なども記されているパンフレットの配布も致します。

また、19日にはジャーナリストである石高健次さん作成のドキュメンタリービデオの放映も行います。

【2】 土井ゼミとは

当ゼミは、NGO団体ヒューマン・ライツ・ウォッチの土井香苗氏が講師を務める、東京大学 開講ゼミ:「人間の安全保障と人権」ゼミ(通称土井ゼミ)です。 学生がそれぞれの興味関心に従って国ごとに班を組み、フィールドワークを行います。

私たちは北朝鮮班に所属しており、北朝鮮の人権侵害問題に対し私たちにできることをしていこうと活動してきました。

詳しくは、展示ブースにて紹介致しますので、是非いらしてください。

 連絡先】

五月祭や当団体に関するご質問は、代表の山添までお問い合わせ下さい。

山添慎一郎 shinichiro.yamazoe@gmail.com

皆様のご来訪を心よりお待ちしております。

土井ゼミ北朝鮮班一同