昨年末に起きたニュースなのですが、台湾の新店というところで一人の老人が救急車で運ばれました。


台湾は車が多く、道が狭いので緊急事態は一刻も争うのですが、救急車が来ても道を譲らないスクーター等が結構多く、普段からあきれてしまうこともありますが、今回本当にあきれる事件が発生しました。


救急車が走っているのに、わざと前をゆっくり走行する・・・そんな車が救急車の走行を邪魔して、それが原因でそのご老人が亡くなってしまったのです。しかも、その「スマート」に乗っていた男は、救急車に向かい「中指を立てたポーズ」を窓から手を出ししていたのです。


その後、その様子の動画がインターネットにアップされ、そしてその車を運転していた男のナンバープレートから身元が判明。なんと、日本の東大にあたる「台湾大学」の博士課程の学生だったそうです。なんでも6年生らしく、卒業試験に何度も失敗していてむしゃくしゃしていたから・・・そんなことをしてしまったそうです。いや~あきれてしまいますね。亡くなったご老人のご家族の気持ちを考えると、なんとも申し上げれませんが、こういう行為は犯罪として取り扱われるとかで、結構大変な騒ぎになっております。


台湾メディアもだまっていません。彼の名前、学歴、家庭環境など全て新聞に掲載され、インターネットはどのような制裁を与えるかで「祭り」状態です。まぁ、そこまで行くとやりすぎのような気も多少しますがね。ただ一番あきれたのは、彼の親が「もう少しで自分の息子は救急車にひき殺されるところだった!」とテレビのインタビューで反撃していたことです。いや~、もうこれはモンスターパレンツというか、道徳概念を疑わずにはいられない発言でしょう。罪を犯した息子の年齢はもう33歳だそうです。いいところのぼっちゃんらしいですが、恐ろしい家族ですよ。


何でもその33歳の彼ですが、ボランティアをして社会貢献をするとか言っているそうです。ボランティアして何になるんだ~?と表向きのその対応に怒りを感じずにはいられない私でした。


中国語ですが、詳しい内容が台湾のWIKIPEDIAに掲載されています。

http://zh.wikipedia.org/zh-tw/%E8%95%AD%E6%98%8E%E7%A6%AE