ラオス国立博物館に行ってきました。入場者は私一人、貸し切り状態でゆっくりと見学させてもらいました。

現在、見学できるのは、第一、第二展示室のみ、今後は、少数民族に関する展示室などができるようです。

第一展示室は、先土器時代からランサーン王国以前まで。中国雲南省からラオス、ベトナム北部で発見されている青銅鼓の展示などが見られます。ラオスで発見された最大の青銅鼓などを見ることができました。

チャンパサック県のワット・プー遺跡関連の展示室です。

第二展示室は、ランサーン王国時代の文化・生活・王国の興亡に関するものです。象に乗ったビルマの兵士がビエンチャンの都を攻める様子など、絵で分かりやすく説明されています。

ヤシの木の皮に記された記録文献です。中国では紙が製造される前は竹を使って記録文書が保存されていたようですが、ラオスではヤシの木でした。興味深いです。