2024.02.24

 

名寄駅付近の跨線橋

小雪が舞う

寒さも一層深まってくる…

 

私は、和寒から名寄に向けて車を走らせた

目的地に近づいてゆく

目的地付近には旧名寄本線を使った

キマロキの展示がしているが

冬のため防雪シートに覆われている

ただし、その姿はシートに覆われても

わかってしまうほどの巨大さ

その姿を横目に見ながら跨線橋に向かった

 

手がかじかむ

久々の本格的な寒さを体験しているようだ

当たり前の風景だが

私にとって非日常

待つのがこんなに大変なのは

久方ぶりだろうか

 

エンジン音が響く名寄駅

ぽつんと一両

発車を待つ

 

信号現示が青に変わり

列車が発車した

 

一両

新型の気動車は

一路旭川に向けて走り出す

雪を巻き上げながら

果てしなく続く線路の上を

走っていった