教育新聞の1/12の記事で生成AIと教育への活用の記事がありました。それによると、全国37都道府県小中高の教員125名にアンケート結果として、「授業で生成AIを使っているか」と尋ねたところ、「先生・子供ともに使っている」と回答したのは5.0%で、「先生のみが使っている」は7.5%、87.5%は「使っていない」と回答し、使っていない理由については、「使い方や活用場面がまだ分からない」「授業での活用に至っていない」などが多かったとして、「どのように授業で活用していくのか、イメージを持つことができていない教員が多い」という内容でした。この記事から推測するとまだまだ学校現場では生成AIをはじめとしたAIについては浸透していない印象を受けました。私自身は生成AIを活用しています。昨日は、『CHATGPT』の『テクニカルサポートアドバイザー』に、新教舎のインターネット、ネットワーク環境のコスト削減、セキュリティを含めた改善点を相談しました。削減の余地がある費用と自分自身でネットワークやICTの専門性を高めないと削減できない費用と詳細に教えてくれました。今までは、このような専門的なことを知るには自分で一から調べるか、業者に聞くしかなかったのですが、自分で調べるには一定の知識と相当な時間がいりますし、業者に質問するにしても、自社有利な営業トークをしてきますから、判断ができませんでした。AIは間違える場合があると言いますが、裏どりをすればいいだけであり、それらを差し引いても相当な負担減、コスト減、時間短縮ができます。使いこなさない手は全くありません。受講生に、AIを使ってデモンストレーションをすることがあります。今や普通に絵や動画をつくってくれますが、皆、総じて「えー!!」とビックリします。AIに関しては、「2024年が歴史的な転換期だったな」というぐらい日々進歩しています。本当に一日一日で技術革新しています。もしかしたら先生より子供の方が詳しいかもしれません。著作権、個人情報などからAIを学校現場で活用するにはまだまだ難しいかもしれませんが、本気で教員多忙化を解消したいならAIの活用は必須です。とはいえ、FAXを始めとした、紙の文化が根強い学校では道険しでしょうか。コロナで、いっきにタブレットが広がりましたが、トップが本気になったらすぐ変わると思うのですが。