教員採用試験においては、筆記試験が形骸化してしまった自治体が多い中、兵庫県はまだまだ筆記試験は健在で、筆記試験の出来が合否に多大な影響を与えます。兵庫県小学校でいうと、理数英で点数がとれるかどうか。理数英がどうにもならない方は兵庫県の小学校は合格しません。勉強を苦手にしてきた人にとっては大きな壁です。おそらく市販の問題集で合格点に達することはほぼ不可能です。なぜなら続かないから。続かない理由はわからないから。わからないと面白くない。まわりに質問できる人がいればいいのですが、いたとしても気を使うし、面倒だし、わからないままほったらかし。。。このループです。3日続けばいい方で、3週間続けばたいしたもの、3か月続けば本物です。ただ、3か月続いたとしてもやり方を間違えていれば、石器時代や理科の光の進み方、地形の読み方とかにやたら詳しくなってしまうだけで、合格点には悲しいかな、届きません。働きながら勉強している人は、本当に時間がないでしょうから、限られた時間で勉強のやり方をどうするかが大事です。ポイントとしては、まず学習環境。家では中々できないならそうした環境をつくるしかありません。次にわからない問題が出た時にまわりに教えてくれる人がいるかどうか。受験勉強とはわからないことをわかるようにすることです。最後に、勉強のやり方を間違えないこと。満点を目指すのが理想ですが現実は合格点を取れればいいわけです。石器時代なんて試験にはあまりでません。以上を踏まえて自分一人で、できるなら自分ですればいいし、できないなら予備校や塾にいかないと合格はおぼつかない。教員採用試験の学校もいくつかあるわけですから、そこは自分の目で確かめましょう。