阪神の監督が変わります。来年からは岡田監督です。阪神タイガースは優勝から遠ざかること17年、唯一たった一回の日本一は37年前です。阪神ファンはほんま可哀そうです。でも観客動員数は12球団で圧倒的に1位なんですね。経営側としたら優勝して人件費が上がるよりかは、今のままで儲かっているんだからそれでいいのかもしれません。うちのオカンは「あてにならんで」と達観していますが、このチームはほんま勝負弱い。勝ちきれない。選手一人一人が甘い。これは体質です。今の若い子は、自主性を重んじる、ほめて伸ばす、良いところを伸ばす、話を聞いてあげてお互い納得して何かする、そのような指導が必要とか言いますが、残念ながらこの球団では通用はしません。今までの阪神の優勝監督は、星野や岡田とかそれは厳しい監督でした。しかし自分にも他人にも厳しい金本が監督になると阪神は最下位になってしまい、高校野球の監督みたいな矢野監督は、Aクラスを4年という成績を残すも優勝の気配すらありませんでした。難しいチームです。報道で来年の阪神次期監督が、ムードメーカーで人格者で調整役の平田二軍監督が昇格すると聞いた時、あと10年は優勝できんな、と私は絶望したのですが、阪急グループの会長がその人事を却下して、強力に岡田氏を監督に押したそうです。本当に良かった。プロは優勝してファンを喜ばす以外、何があるんでしょうか? 来年は期待です。これで優勝できなかったら仕方がない、という気持ちにさせてくれるのが岡田監督です。道のりは厳しそうですけど