2023年度の合格発表が相次いでいます。新教舎にも合格の報告ともに、不合格の報告もあります。合格をされた方は努力されたのは間違いないのですが、不合格だった方も同じく努力はされています。教員採用試験で最終合否を分けるのは、最後の面接である限り、「これだけの努力をしたから絶対にいける」というものではなく、どうしても不確定要素は入ってきます。面接は、口頭試問の

ように回答があるものではないので、当日の体調、メンタル、調子にも左右されます。「面接は運」という人もいますが、私は正確には「運も入る要素がある」と考えています。人生の大事な試験を運で左右されるのはたまりませんので、不確定要素をできる限り排除するために、面接対策をしていくわけですね。受講生とともに「あーでもない、こうでもない、このようにしよう」と試行錯誤をしていくわけです。結論としては、合格された方は「合格したから偉い」と思わず、これからも謙虚な姿勢を持ち学び続けて欲しいです。不合格だった方は、あなたという人間が否定されわけではありません。あまり深く考え込まず、次年度に向けて一歩ずつ踏み出して欲しいです。