前回は1点、2点で泣いたお話をしましたが、大逆転!!というケースもあります。これは大阪市の小学校に見られるのですが、筆記基準点ギリギリで、実技と合わせても合格には到底おぼつかない場合です。大阪市小学校は本来、筆記試験の出来が合否を決めるのですが、救済措置?的なものがあって、筆記と実技で合格点に達していなくても(最低基準点は超えていないといけませんが)上位2割は面接点で合格できるんです。今年も2人程、新教舎受講生でいました。イメージとすれば、フィギュアスケートでショートプログラムで失敗して、フリーで4回転ジャンプをバシバシ決めるとか、体操の最後の鉄棒で、一か八かG難度の技を完璧に決めまくるとか、そんな感じです。実は大阪市の最後の面接一発勝負、私、大好きなんです。本来、大阪市は筆記で合格しなければいけないので、それが取れなかったのは、その時点でほぼ勝負は決しているわけです。受講生も、開き直っているし、私も0か満点を狙う面接でいいわけですから、ある意味ノープレッシャーなんですね。受講生に、「失敗してもまあ仕方ない」という了承を得て大技(あるんですよ)を伝授するんですが、そのやりとりが凄く楽しい。ホームランか三振です。それが決まった時は、やっぱり嬉しいですよね。