センター試験の問題をざっと見て感じたのですが、表や統計を読み取る問題が増えたなあと実感します。教員採用試験でも大阪の1次試験にも数多く出題されますし、小学校専門でもメジアン、平均値、最頻値の意味を問う問題、読み取る問題が増えています。先日の新聞で現代社会において、データは石油より重要になっている記事がありました。ビッグデータという言葉を最近よく聞きますが、データを制すれば世界を制する時代に入っているわけです。将来、社会で活躍していくには、どのような業種や分野、業界に入って働くにしても、生活していくにしても、こうしたデータ、統計を扱う力が必要となるんです。しかし実際のところ、これを苦手とする人は多いようですね。雨温図、関数、ヒストグラムなど、学校で学んではいるんですが、縦軸、横軸の意味がわからないという児童・生徒、大人まで多いみたいです。これができる、できない、使いこなせるかこなせないかで、テストに差が出たり、年収に差が出たりする、より厳しい時代がやってきているんですね。