今週金土日とパーフェクト講座が次々と開講!!多くの方のご参加お待ちしています。さて、昨日に続きモチベーションについて。「やるぞ!!」とその時思ってもなかなか「やる気」が持続せず困っている人も多いと思います。このことについて兵庫県のオリエンテーションで

は皆で考えていこうと考えています。以下その一つの話。

目標を立てても達成できない、頑張り続けることができずどうしても怠けてしまう……。そういう事実に突き当たったとき、自分はダメだ、と思ってしまうかもしれません。しかし実は、人間は皆等しく、怠けることに傾きがちな脳の構造を持っているらしいです。脳には「大脳辺縁系」という別名「古い脳」とも呼ばれる脳が目標達成を阻害してしまうのだそうです。この脳は情動など、動物としての根本的な機能を司っている重要な部位で進化の過程の比較的早い段階で発達しました。目標を設定するとき、多くの人は「変わろう」と思っているのですがこの「大脳辺縁系」がその「変化」に警鐘を鳴らすそうです。大脳辺縁系には変化を嫌う性質があるのです。なぜなら、動物が自然界で生きる上では変化というのはそのまま危険を意味するから。どこにどんな危険が潜んでいるか分からない自然界では、環境や習慣を変化させてしまうことは非常にリスクが大きく、脳は本来、わざわざリスクを冒すよりも、今までの生活を続ける方が生存に有利だろうと考えるのです。ですので、「やる気」が持続しないというのは人間の持つ本来の姿であるといえるのかもしれません。でも、それではいけませんよね。人は本能とは別に理性もあります。論理的に考えた「良い変化」を選ぶこともできます。「良い変化」をを避け、現状維持に向かわせてしまうというのが、大脳辺縁系のちょっと困ったところなのですが、やりようによっては目標に向けて努力し続けることができ、現状維持を突破するためのちょっとした方策があるわけです。それを考えていきましょう。