面接の質問って、その人物を知るための手段です。例えば「あなたの良さはなんですか?」という質問に、「協調性です」と一言で回答されても

面接官は困ります。面接官は、その人物を知るための手立てとして、質問をしているだけで、実際に「あなたの良さは?」という回答自体に興味はないんです。「協調性」という回答に対し、「おー、この人は協調性があるんだな」と思いますか? なんぼでも嘘つけますよね。私も受講生から「この回答でいいのでしょうか?」という質問を受けます。「なんて答えればいい評価をもらえるのですか」なども。正直、答えなんかありません。「ストレス解消法は何ですか」という質問に対し「酒を飲むことです!」が0点になる人がいれば、100点になる人もいます。ようは、『自分』という人間を、どのように表現するか?ということなんですね。