試験結果を開示して、筆記試験と面接試験で、以下のように受け止める人、多くないですか?

筆記試験が悪かった場合

・勉強しなかったから仕方がない

・来年度は頑張ろう

面接試験

・なんでこんな点数や!?納得できない

・運が悪かった。いい面接官にあたれば結果は違うだろう

どうですか? この受け止め方の違い、客観的に点数が出されているか、出されていないかの違いによるものが大きいです。筆記試験の場合、解答があるわけですから、できなかったら自分が悪いと受け止めることはできますが、面接はそうではありません。面接基準というものがあるんですが、そうは言うものの最終判断は面接官の基準、主観的な判断によりがちになりますので、面接点をみても受け入れられないという方がいてても仕方がありません。しかし、だからといって、「面接は運だ」といって自分を慰めて何もしなければおそらく来年も同じ点数でしょう。では何をすればいいのでしょうか?一言で言えば、『力をつける』、これしかありません。しかし、人それぞれ、この『力』が何が足りていないか?というのが違うわけですので一概に、これをすれば合格する、というアドバイスは一般論になってしまいます。

例えば、1年後ホームランが打てれば合格、打てなければ不合格としましょうか?ホームランを打つには、まず基礎体力、パワーが必要です。次に遠くへ飛ばす技術あとはボールの見極め、言い換えれば自分の得意球を打つ技術。まず、パワーが無ければ話になりません。腹筋背筋ウェイトトレなど地道な練習が必要です。パワーがあっても技術がないとボールは遠くへ飛びませんので、自分に合った打ち方をみつ

けないといけないでしょう。最後にボールの見極め。パワー、技術があってもくそボールを振ってしまうような悪癖があれば空振りです。しっかりと打てる球を待てる精神面ですね、これも鍛えないといけません。この3つが揃って初めてホームランが打てるわけで、人それぞれ課題は

違うわけですね。

 

面接も似たようなものです。

パワー → 教師としての力量 人としての魅力

技術  → 伝える技術

見極め → 本番に強くなる 

 

私は面接指導を長年しているわけですが、得てして、面接の不合格理由として、パワー不足の場合が多いです。次に技術、最後に精神面です。より具体的に書ければいいのですが、繰り返しになりますが、課題は人それぞれであり、具体的に書けば、膨大な量になりますので、面接点のイメージだけでもつかんでいだたければ。一つだけ確実に言えるのは『面接は運ではない』ということです。