次年度に向け、そろそろ何か始めようという方も多いことと思います。そういう方にまず習慣づけて欲しいことがあります。それは文章を読むこと。それを習慣づけて欲しいです。これだけでも筆記試験対策になるはずです。今年度の兵庫県、大阪の筆記問題を分析したのですが、国語の難易度が少し高いのと数学でも文章を読み解いていく力が求められているような気がします。全国学力学習状況調査の問題や結果をみても国語、算数ともB問題が伸びていません。これはやはり、文章を読む機会が減っていることに起因しているのではないでしょうか?ここでいう文章は、ラインやTwitterなどの短文でなく長文ことです。私自身、受講生に数学を教えているのですけど、文章が長くなるだけで拒否反応を起こしている、解く気をなくす受講生を多々見てきました。文章を読むことを習慣づけるには、手短にすぐ始められることは新聞を読むこと、これはこのブログで何度も言っていますが、学力調査の結果でも新聞を日常的に読んでいる子供の成績は高いと調査結果が出ています。こうした学力の土台をコツコツ積み上げていくことが、合格へ向けて一番の近道でしょう。