対応を協議する 早急に対策を練る 何らかの処置を取る 全力を挙げて 十分に配慮し 厳粛に受け止めて 真摯に受け止めて 痛恨の極み 再発防止 職員教育を徹底して 遅滞なく実施する 情報を共有しながら 喫緊の課題 現在調査中 ご理解をいただきたい

全身全霊 誠心誠意

 

上の言葉は、お役人言葉といわれるものです。よく、国会の答弁で聞かれますよね。回答しているようで回答していないわけです。

大阪市では場面指導があります。面接官が保護者、受験生がその対応をするわけですが得てして課題は、すぐに解決ができないものがほとんどです。例えば、校庭の砂ほこりをなんとかしろ、と言われても、すぐにどうこうできません。もしかしたら、いろいろと対応をしているのにもかかわらず、かもしれません。そんな場合、上記のことばを組み合わせれば「真摯に受け止めて、全力を挙げて対応はしているのですが、問題解決ができないのは痛恨の極みです。誠心誠意、対応していることを、何卒、ご理解いただきたい」という、回答ができてしまいましたね(笑)

誤解しないで欲しいのは、場面指導では、上の言葉を組み合わせて回答なさい、というのでありません。否応なく、そのような回答になってしまう場合が多い、ということです。