中学生棋士誕生、藤井四段というニュースをみました。歴代中学生棋士は、羽生元七冠、渡辺明竜王、谷川浩二元名人、加藤一二三元名人など天才棋士ばかり。将棋の場合、才能の面が大きく、大器晩成という言葉は当てはまりません。今後、将棋界は彼が中心で動いていくのでしょう。将棋界は天才や神童がひしめく世界なんですね。谷川浩二がプロ最年少名人に輝いた時の話。芹沢九段(九段は最高段位なので超一流)が「谷川がダイヤモンドなら、私は石ころですね」と伝説の棋士升田幸三に嘆いたそうです。それに対し、升田は

「バカを言うな。石ころにはいいものもある。お前はコンクリートのかけらだ」

と叱責を受けたとのこと。凄まじいジョークですね・・・・。芹沢自身は、
「何とも憎たらしいオヤジだが、うまいことを言う」
こう言いいながら笑っていたらしいです。