先日、平日コースの受講生と新世界まで足を運び、講談たるものを聞きにいきました。面接の語りの勉強になればと考え、体験学習です。

講談とは、伝統芸能の一つで軍記ものなど歴史にちなんだ読み物を、釈台(机)の前に座り、張り扇(はりおうぎ)といわれる扇子みたいなもので釈台を叩いて、リズムをとりながら読み上げる芸です。落語とよく比較されますが落語は会話で成り立ち、笑わせること目的としていますが、講談は読んで聞かせる話芸です。私は歴史は詳しくないのですが、話のリズム、聞き心地のいい声、話しの山場の修羅場読み、歴史がわからなくても、充分に楽しめます。(眠くもなります)帰り際、受講生の一人がDVDを購入。講釈師の方が直接、販売をしていたのですが、少し驚いていました(物好きやなあと思われたのか?)子どもたちに見せるそうです。日本伝統芸能の継承です。