新聞で今年の流行語大賞にノミネートされた言葉が発表されました。ほとんどが、なんのこっちゃ?と言う様な聞いたことがない言葉が多かったのですが、その中でも「刀剣女子」という言葉が目をひきました。何でもゲームが発端で刀にはまる女子が増えているらしい。以前、面接演習で、ある女性が刀を見にいくのが趣味と言っていたのですが、こんな背景があったのですね。あと、「とにかく明るい安村」の「安心してください。はいてますから」。私自身、昨日の朝のワイドショーで海外で注目されている芸人として、とりあげられているのをみて、初めて知りました。最近、雑誌やフリーペーパーで「安心してください。○○です」というフレーズを目にすることが多かったのはここから来たのか、と納得しました。

コミュニュケーションをする時、相手が知っている知識か、どうか、その世代を感じているかいないか、経験しているかどうかによって伝え方は変わります。例えば、先に挙げた刀の話も、ゲームをしない人には刀が好きって、変わっているなあ、という印象を与えるかもしれません。今、関西のスポーツ紙では、阪神の掛布2軍監督の話題がいっぱいですが若い人にはピンとこないでしょうし、昨年のNHKの紅白歌合戦で中森明菜が特別出演をしましたが、特別出演といっても世代によっては、「誰、この人?」になるでしょう。このように、コミュニュケーションにはギャップがあることを認識することが必要です。面接でもこうしたギャップを意識せず、自分の好き放題な話をしてもコミュニュケーション力が低い人という評価を得てしまうので注意が必要です。