ぞくぞくと合否の報告があります。合否確認は面接指導者は必ずしなければいけないと考えています。連絡が無い場合も必ず連絡します。連絡が無い=不合格 という場合も多いのですが今後の自分の指導のため、そして不合格だった受講生が、今後、何をしていかなければ

ならないか、何が足りなかったのかまでをアドバイスするのが新教舎を信じて通っていただいた受講生に対する責任と考えているからです。不合格だった方は、正直、辛いでしょう。でもこれを避けては来年には繋がらないのです。

面接試験には筆記試験のような明確な点数の出し方はありません。

私の中にも一つの基準があります。

 

レベル1 レベル2 レベル3 レベル4 

 

レベル1

 話せない。このレベルでは合格はない。面接演習初期にある状態で演習を積めば必ず脱却でき

る。

レベル2

 話せるようにはなる。しかし質問に対して回答はできるが、回答一つ一つが単なる一問一答

であり、自分の良さや能力を確実にアピールできていない。当日の質問のされ方、面接官との相性などに左右されやすい。感情表現が苦手な人、話し下手、教師・学校・教育の理解の無い人はこのレベルからなかなか脱却できない。この段階では確実な合格は難しいが、感情表現が豊かな人物、対人力が長けた人、面接本番当日の運が向けば合格もあり得る。本番面接で話せたのに不合格だった人、1次試験はクリアできるが2次試験をクリアできない人はこのレベルの場合が多い。体感的には10人中2人~3人が合格。

レベル3

 相当に話せるようになる。どのような質問でも、面接時間すべてを通して自分の魅力、能力をアピールできている。面接演習を積めばほぼ達するレベル。受講生をここまで引き上げることことが私の目標でもある。ほとんどは合格するのではあるが、高倍率の試験、採用数が少ない試験、あるいは感情表現が苦手なタイプ、過去の経歴等、このレベルでも確実に合格とは断言できない。

体感では10人中 7人~8人が合格。

レベル4

 このレベルは達することができる人とできない人がいるレベル。人をひきつける魅力、話術、過去の実績、能力、意識の高さなどすべてにおいて高い。ここまでくれば合格はほぼ確実。体感では20人中19人が合格。

 

おおよそ4つに分類しました。面接演習を積めば、レベル3までは必ずいけると断言します。レベル4には全員いけないのか?と思われるかもしれませんがこれは芸能、スポーツ、芸術等もそうなのですが資質的要素も大きく、努力だけではなかなか到達はできません。しかし努力次第では、限りなくレベル4までは近づくことはできます。あと、レベル4でも不合格はあるのか?という疑問がでてくるかと思いますが、実際、あります。めったには無いのですが、正直「なんで?!」と思うこともあるのです。これは、人が人を選ぶという恐ろしさなのかもしれません。