先日は大阪で本番面接を実施。今までの練習の成果の発表の場です。欠席が2人。みんなの意識の高さに面接官も真剣勝負です。

本番の試験は、個人面接が中心になってきたので、対応するのも大変です。向出先生、毎度のことながら昼食抜きでありがとうございました!!練習とは違い、極度の緊張状態での面接なので、新たな課題が見えた人もいました。逆に練習のアドバイスが効いて、力を思う存分に発揮する人も。私自身、向出先生の受講生に対する評価と私が普段、受講生に対する評価をすり合わせる貴重な場です。私の評価と向出先生の評価が良い面で一致した場合、ほぼ100%の合格率です。いや、『ほぼ』というようりか、過去を見ると100%です。昨日も数名いました。あとは油断をしないことです。私が良い評価をしていて、向出先生の評価が芳しくない場合、修正が必要。その逆もしかり。実際、昨日、向出先生が、ある受講生に「声が低いね」とアドバイスをした場面がありました。私は、その受講生に対し、良い評価をしていたのですが

「あと1つ、何か足らない。それがあればもっと良くなる」

と普段の練習ではそのように感じていました。向出先生は、直感的に「声の低さ」をあげたのです。少し、声に違和感を持たれたのですね。

私はそれを聞いて「あ、そーか!!」とひらめきました。正確に言えば、

『場面指導の時の電話対応の声が地声』

ポイントはここだったんですね。クレーム対応を電話でする場合、あるいは目上の人と電話をする場合、声が1オクターブ上げるほうが好感が良いんですよね。実際、私が営業マンだったとき、『仕事ができる人』の電話の声は、その人の地声より、かなり高かったです。これは電話では声が低くなること、あと電話では顔が見えないので声の印象が大きいから、好印象を与えるための方法と習いました。面接での場面指導で電話対応をする場合、私も電話をしている臨場感を持つため、面接者をみないのですが声のトーンが地声であることで、

『何か誠意を感じなかった』

のです。次の本番面接は直前の6月末。みんな、頑張って行こう!!