「先生、ピケティ知らないんですか?」昨日、受講生と本の話をする中で言われてしまいました。いろいろと聴いてみると今流行の経済書「21世紀の資本」の作者です。この本は知っています。分厚くて6000円近くもする経済書。私がよく行く書店ではラップがしてあり立ち読みもままななりません。新聞やテレビでも今、この人の理論が特集を組まれたりして、注目を浴びています。まあ、何が言いたいかと言えば、もし私がどっかの企業の面接を受け、経済の話をして、ピケティの名前を知らなかったら、一発アウト!!、ということです。

教員採用試験を受ける方々は、だからこそ、教育についてのニュースや流れを知らないと一発で信頼を失ってしまう可能性があるので、そこは必ず抑えてください。今日はもう1つお話を。昨日のNHK「プロフェッショナル」という番組の話、高層ビルの窓拭きの熟練者が仕事の極意を一言で語っていました。「仕事を怖がれ」この意味なのですが、仕事の慣れを恐れ、初心を忘れない戒めだそうです。初心者は事故を起こさないし、仕事は遅いが仕上がりは綺麗。初心者のように仕事をするために自分に言い聞かせているのです。「初心忘れるべからず」より、印象に残る言葉ですよね。