ブログは遅めのスタートとなりました。今年は本当に良い年にしましょうね!!講座は兵庫が1月4日にスタートしました。正月早々にかかわらず多くの受講生が参加されました!!昨日は面接講座2人、胸に秘める熱い気持ちが伝わりました。私も昨年以上に勉強して皆さんの力になる決意です。頑張りましょうね。さて今年度の講座は面接対策のみ希望の受講生が多いのが特徴です。大阪に限れば1次試験の試験科目が教職教養のみになったことが原因かもしれませんね。ただ、今年の大阪の問合せで

「中高の専門科目の対策はしてないのですか?」という声が多いのも特徴です。大阪の場合、2次試験不合格だと通知の中に面接の点数、専門科目の点数が表示されます。昨年度、中高に限れば、2次試験不合格者の特徴として面接の点数は高いが筆記の点数が低い、という受験生が目立ちます。大阪は面接が良ければ、筆記試験が多少点数が取れなくても合格できる、という都市伝説?がありました。しかし、昨年度の例では面接が9割5分でも不合格の受験生がいます。(筆記も7割とっています)こんな例は初めて聞きました。

これは何を意味するのでしょうか?

1 面接は良いか悪いかの極端な点数をつける。その結果として筆記試験の重要性が高まった

2 ここ数年、採用数が多かったため1の傾向はあまり目立たなかったが、採用倍率や採用数 の関係、受験生のレベルが上がったため、試験自体が難しくなってきた。

大阪の例で簡単に説明します。教員採用試験は面接と筆記、科目によれば実技を足した総合点で点数が出ます。点数の高い人から順番に合格者が決定されます。今までは配点が高い面接で高得点をとれば、筆記で多少、点数が取れなくても合格水準に入っていたのが、昨年あたりから合格ボーダーが上がり、筆記試験の出来が合否に影響を与えるようになってきたのかもしれません。あるいは、点数として目に見えるようになってきた、という表現のほうが妥当でしょうか?2次試験不合格者の面接の点数をヒアリングしましたら

340点~400点の不合格者が数名います。この意味することは、校種、科目によれば今までは十分に合格できた人でも厳しくなってきた、ということです。工業、養護教諭高校英語、高校公民などは来年度以降は相当にハイレベルになります。あと数年も経てば中学、小学校も後を追うでしょう。

つまりは

・面接高得点 筆記高得点・・・・ 合格圏 今後はここで戦う必要がある

・面接高得点 筆記平均以下 ・・・今までは合格できた。今後難しい

・面接中得点 筆記高得点・・・・ 今までは合格できたかも。今後難しい

・面接中得点 筆記平均以下・・・ ダメ

・面接低得点 筆記高得点・・・  ダメ

・面接低得点 筆記平均以下 ・・・ダメ 

 

脅しているわけでなくこれが現実。大阪の2次試験は、面接ができれば合格する、から面接は高得点で初めて勝負できるという傾向になるとみています。それも満点近く。面接が半分以下なら話にならない。前年度の面接点が350点前後の人で安心しているがいてるとしたら危険です。上には上がいます。また同じ点数の人も多数います。350点ならそれ以上を目指してください。面接はより高得点が必要な時代に入りつつあります。その点数をとって初めて勝負できるのです。