数回に分けて信用のおける話、信用のおける人物について考察していきました。信用とは個々の行為ごとに限定されるので教師としての能力が信用されても人間性が信用されたわけではありません。人間性が良くても能力が信用されるわけでもありません。ただ、教師という仕事は能力以上に人間性・人間力が問われる仕事です。その人物すべてが子供達に影響を与えるわけですから、何より人間を磨くことが一番なんですよね。

 

つまらない結論ですいません(・∀・)

でも、この人間性こそが信頼につながるんじゃないでしょうか?信頼とは、以前このように定義しました。文字通りでは信じて頼りにするということですが信じる側の「心」が入ってきます。行為や実績など客観性は関係なく、大切なのはその人自身。人が人を信じる、ということは前提

として騙していないことが原則。よって信頼を得るには、嘘をいわない、本音で話す、相手によって態度が変わらない、裏表が無いなどの人柄的要素が必要。「信頼」は人に対しての要素という話をしました。そこで面接で信頼を勝ち得るか、といえばなかなか難しいと考えています。

というのも面接する側は、なるべく主観を排除してその人物を評価しようとしますので「心」が入って来づらいからです。ただ面接官自身が信頼するしないは別にしても、その人物が子供や保護者や管理職やら信頼される教員になりそうだな、という判断はするはずです。その判断はやはり人柄。人柄は遺伝的要素や環境的要素によって築かれますが、加えて「考え方」がその人の人柄をつくるんではないでしょうか?嘘をいわない、本音で話す、相手によって態度が変わらない、裏表が無い、努力をし、自己中心的で利己的で欲深く生きるのでなく、人に尽くし、幸せを願う。人として生きる姿勢が信頼を生むのでは、と思います。