今日から数回に分けて信用・信頼のおける人物とは?について考えていきたいと思います。信用のおける人物と信頼のおける人物とはまた別です。信用できる話はよく耳にしますが信頼できる話、っていうのはあまり聞きません。「信用」とは確かなものとして信じて受け入れること。確かなものとしての根拠はそれまでの行為や実績など客観性がある事象から判断され、そこから「間違いない」とされること。またそれぞれの行為ごとに限定されます。例えば「彼はお金に関してはルーズで信用できないが人を裏切ったりしないので信用できる」、「教員のとしての指導力は信用できるがまわりの人と上手くやっていけるかどうかは信用できない」、他にはクレジット審査は収入面、資産面が判断され人柄は関係ないですし、信用を積み重ねるとか言うようにそれぞれのその人の行動、物事への関心が中心です。信用できる人とは、頭に「○○は信用できる」が入るはずです。

「信頼」とは、文字通りでは信じて頼りにするということですが信じる側の「心」が入ってきます。行為や実績など客観性は関係なく、大切なのはその人自身。人が人を信じる、ということは前提として騙していないことが原則。よって信頼を得るには、嘘をいわない、本音で話す、相手によって態度が変わらない、裏表が無いなどの人柄的要素が必要。結論としては、「信用」は行為・行動に対して、「信頼」は人に対して、ここ数日、私が定義した「信用」と「信頼」の違いです。大切なのはここから。面接で大事なのは信用? 信頼?