先日のテレビ番組で地球温暖化について討論していました。一方は地球温暖化は間違いないと主張、もう一方は逆に地球は寒冷化していくとの意見。温暖化説は産業革命以降、人為的活動による二酸化炭素の増加と共に地球の平均気温が上がっているのは明らかで二酸化炭素排出の規制は当然に取り組まないといけないとの意見、寒冷化説は、この15年、二酸化炭素の著しい増加にもかかわらず地球の平均気温は上がっていない。この100年の気温の上昇は地球活動の中では誤差であって二酸化炭素の増加が地球の温暖化に寄与するなんていうのはデタラメであると主張。興味深く、双方の説を聞いていたのですが最終的には地球寒冷化説派の説の方が説得力があり、勝者はどちらかといえば、地球寒冷化説に軍配が上がった感じがしました。その理由としては寒冷化説の論者は学者であり、知識教養が豊富で客観的事実やデータを踏まえて、一つ一つ自説の主張を展開していたのに対し、温暖化説は気象予報士と政治家で、話の内容が○○という団体が結論付けた、今の世界的流れは温暖化になっている、ツバルが海面上昇によって沈みつつあるなどどちらかといえば温暖化説を主張するにあたって都合の良い主張が中心で主観的、感情的な内容に偏っていたため説得力がなかったんだと思います。どちらにせよ、資源は限りあるんだから省エネは必要ですよね、と政治家がお茶を濁して終わりました。地球温暖化に関して、二酸化酸素悪玉説は商業的要素が大きいという話は有名で、商品を売るにしても環境に優しい、エコと宣伝するだけで売り上げが格段に伸びるので今更、二酸化炭素の排出は温暖化に影響はない、と言えない、と聞いた事があります。さて、今回の話は信頼の出来る話とは、を考えていきます。面接においては何より自分が信頼の置ける人物という印象を面接官に与えないといけません。姿、外見を含めた第一印象も大事ですが何より話す内容がいい加減だと信頼はしてくれません。私は、話した内容に対してはすべて責任を取れ、と指導しています。これは浅はかな知識教養や自分の思い込みだけで軽々と話さないこと、普段、考えていない思いや気持ちを表面だけで話さないこと、です。浅はかな知識で話さないとは、例えば関心のある教育課題はという質問で、学力問題と回答したならば10分、20分でも学力の話題に関して話せるだけの知識や客観的データ、受験自治体の現

状などを踏まえて、自分の見解を話せるだけの意見を持つこと、あるいは、教員に必要な資質で向上心と答えたなら、そんな程度の向上心ですか?と思われないぐらいの向上心を普段の仕事・生活で意識して行動しておけ、ということです。よく、圧迫面接で回答にこまりました、という受験生がいます。しかし、それは、その場で思いついた責任のある回答をしなかった場合か浅はかな知識・考えでこたえた場合がほとんどで、普段からしっかりと知識教養を増やし、考えて教育活動をしているなら追質問が来たなら待ってました! と思うはずなんです。