先週、土曜日は滋賀県での講義。皆、明るくやる気に富んだ受講生で、楽しく講義をすることができました。何より嬉しかったのが受講生がお互いの連絡先を交換していたこと。これ、大事なんですよね。受講生の一体感がある教室は合格率が上がるんです。なぜか?

一番の理由はモチベーションの維持です。やっぱし大人になれば、なかなか一人じゃ勉強が捗らないんですよね。とくに社会人は時間に限りがあります。どうしても仕事優先になるし家庭があれば家庭優先。いろんな誘惑、誘いを断ち切ることもなかなかできない、次第に勉強から遠ざかり気がつけばいつの間にか7月に・・・・。よほどの信念、覚悟が無い限り勉強は後回しになりがちです。そうした中、教室に知り合いが入れば勉強が楽しくなりますよね。自ずと教室に足が向かいます。勉強の話をし、仕事の話をし、時には悩みを聞いてもらう。そうして仲間同士、切磋琢磨することで皆のレベルが上がっていくんです。もう一つは異世代間、異業種間のコミュニュケーションをする機会が増えること。

簡単にいえば交友関係が広くなって、いろんな人と話す機会が増える。そうして自己成長していく、ってことです。大人になると言い訳がうまくなります。不合格でも気持ちを上手いこと摩り替えてしまうんです。「あんまり勉強しなかったからな」「勉強あまりせずにこの成績なら来年はいける」「仕事が大変やったし」とか、自分に言い訳するんですね。で納得するんですが。逆にその言い訳ができない環境に自分を追い込めば合格に近づくのではないでしょうか?どういうことかと言えば受験仲間がをつくれば、「試験終わったら皆で合格祝いしよな」と約束しましょう。で想像してください。皆で集まるとき、「○○さん、落ちたから今日、休んだんかなあ」と言われ行っても合格者の微妙な気遣いがされる自分を。この格好悪さ、恥ずかしさって相当なモチベーションだと思います。高校入試、大学入試を頑張るモチベーションとして「周りの眼」は大きな要因なんですが大人になって受ける試験では、前もって自分が不合格でも格好悪くないように、恥じをかかず傷つかないようにできる選択肢がたくさんあります。それを断ちましょう。「有言実行」です。