集団討論のイメージとしてバレーボールのトス回しを思い出してください。体育のバレーボールの授業の時、数人で輪を作ってパスをまわした記憶ありますよね?
その時、気をつける点は
1 トスを上げる姿勢
2 相手が取りやすいボールを挙げる。皆にまわるようにする
3 皆が慣れてくれば、レベルを上げる。軽くアタックを打つ
1 は集団討論では、その人の能力、人間性です
2 は協調性
3 討論の内容
1は、 先日勉強した
・人間性
協調性 資質・人柄 コミュニュケーション力
・能力
論理性 社会性 コミュニュケーション力 教師としての自覚(教育時事を勉強しているかどうか)です。
2は少し説明しましょう
集団討論では誰とグループを組むかは運です。もしあなたのレベルが高く、まわりが低ければ、あるいは、あなたが講師で、まわりが未経験であればあなたは討論のレベルを合わせなければなりません。そして皆を引き上げていくのです。バレーボール部員がパス回しで、いきなりアタックを打っても誰も取れませんよね。「私、よく知っているでしょ?(バレーボール上手いでしょ)」
これ、駄目なんです。単なる自慢です。
集団討論の目的
「与えれらた課題に対し、自分の意見を述べ、まわりの意見も尊重し、結論を出していく。その過程でその人物を見極める」
アドバイスとしては
・発言のとき手を挙げる。一言「よろしいですか」という
・発言の最初に「○○さんの意見は参考になりました。私は・・・・・」
・発言のあと語尾に「他の人の意見も聞かせてください。」 「他の人、はどうでしょうか」 これがパス回し
・全員が均等に話せる雰囲気をつくる
・笑いがおこるようないい雰囲気をつくる
・発言者の意見の否定はしない。したとしても肯定してから否定をする。
・集団討論の目的を知らない人がいるグループにあたる場合もある。やたら発言をしたり、意見の否定、知識のひけらかし、和が全く無い。「運が悪い」と嘆くのでなく、1のアドバイスをまず守り、感情的にならず、まとめていく努力をする。和が無い状態で自分も討論に参加するとそのグループは全滅する。
※ たまにきついことを言っても憎まれない人っていますよね。
例えば「○○さん、時間も無いので一人あたりの話す時間を短くしましょうね(^-^)/」
「○○さんの意見は独特ですね。でもここは△さんの意見で話を進めませんか?(^-^)/」
3 討論の内容
討論を深め意味のあるものにする。先日も述べましたがなかなか討論は深まりません。沈黙が長くあせったりもするでしょう。
議論が行き詰ったら5w1hで考えてください。when where what why who how別の角度から問題をみてください。討論では、最初に発言をするのが良いか?、点数があがるのか?という質問を良く受けます。こたえはどちらでも一緒。ただ、最初に発言すると司会的立場、リーダー的立場になるケースが多いです。皆、あなたに頼ってきます。あなた次第でグループの点数は決まります。最初の発言は今後の討論を進めていく上でのキーとなります。今までリーダー経験がある、仕切るのが好き、上手い、自信がある人は、最初に発言してください。まとめあげれば高得点です。まとめ切れないと低評価です。ですので自信がなければ手を最初に挙げるないほうがよい、というのが私のこたえです。
最後に、討論で話すのが苦手な方もいます。まずは発言回数、平均より、少し足りないぐらいは話すこと(死守)。話す内容は、いい意見を褒める。「○○さんの意見はとても勉強になりました」。まったく話さないよりかはまし。でひたすら話を聴きながら頷くこと!!