皆さんは、科学研究費補助金(略称:科研費)をご存知ですか?

文部科学省又は独立行政法人日本学術振興会を通じて交付される補助金のことです。


この時期、全国の研究者が、来年度の科研費獲得に向けて、鉛筆をなめて(今風に言うならキーボードをなめて)応募用紙に向かっているかと思うと、何だか時間の無駄遣いをしているように感じるのは間違いでしょうか?


現在は、電子申請になったのでかなり楽ですが、数年前には、両面印刷して、アラビア糊(けっして、スティック糊ではだめなのです)で端を綴じて、申請科目に応じた色を表紙に塗って、という手間がかかる作業をしていました。


幸いにして、今年度から3年間の予定で、科研費を少しですがいただいたので、自分の研究をずいぶん進めることができます。


今の国立大学法人では、政府から出される運営交付金に頼らず、外部資金の導入が求められています。

共同研究であったり、委託研究であったり、寄付金だったり、科研費だったりと、色々な形で、外部資金を獲得しないと、自分のしたい研究ができない状況です。


現役の研究者をしている間に、一度でいいですから、特別推進研究(COE)1課題5億円以上(上限なし)にあたってみたいものです。

でも、基本的にみみっちい油すましには、億単位のお金は取り扱えないでしょうね。


というわけで、重複制限のため、今年は科研費を申請しないので、お気楽モードな油すましでした。


閑話休題:

本研究科の英語教員(特任准教授)から、科研費の申請について相談がありました。

基本的に、彼は日本語が話せませんし、書けません。

ずいぶん環境が整ってきて、応募用紙とか、申請要領などの英文がありますので、外国人教員としても助かっている思いますが、応募情報だけはWebを使って、”日本語”で入力する必要があります。

聞いたところ、自宅にはインターネット環境がない、とのことなので、彼の研究室で、彼の隣に座って、応募情報を入力することになりそうです。


そのまえに、きちんとした研究計画を立ててくれるのかしら?