上三桁表示を自動で実現(LEN関数) | 使いやすい不動産鑑定書をエクセルで簡単に作る方法

上三桁表示を自動で実現(LEN関数)

鑑定業界では、試算価格・鑑定評価額は上三桁表示が慣行になっています。

しかし、ROUND関数は下○桁目という形で処理を行うため、素直にやると物件毎に手動で桁数処理をする必要があります。


もちろん手動でやっても、それほど手間というわけではありませんが、文字数を数えるLEN関数を使用すると、上三桁表示を自動処理することができます。


【LEN関数とは】

まずLEN関数の動きですが、=LEN(数えたいセル)で、セル内の文字列の数を返します(全角・半角の区別はありません)。

ですから、=LEN(試算価格等の生数字のセル)とすれば、試算価格等が何桁なのかを返してくれます。

なお、小数点以下がある場合は、これも数えてしまいますので、実践的には試算価格等の生数字セルには(生数字と言いつつも)ROUND処理をしておいた方が良いですね。

$不動産鑑定士のためのエクセル小技・裏技-LEN



【上四桁目の桁数を取得】

試算価格等の桁数が分かれば、そこから3を引けば上四桁目の桁数になります。

例を挙げてみると、
・試算価格等が8桁であれば、8-3=5桁目が上四桁目の桁数
・試算価格等が9桁であれば、9-3=6桁目が上四桁目の桁数
になります。

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【上三桁表示】

ここまでくれば、後はROUND(UP,DOWN)関数と組み合わせればOKですね。
=ROUND(試算価格等,上四桁目の桁数)で上三桁表示の出来上がりです。

*ごちゃごちゃするので忘れがちですが、マイナスは忘れないでください。

お好みで丁寧に指定するも良し(上の例)、一気に指定するも良し(下の例)です。

$不動産鑑定士のためのエクセル小技・裏技-上3