ツアーが終わる日 | うすいのブログ

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uguisというバンドで歌ってます。
将来的には歌って踊れるバンドマンになります。嘘です。
よろしくお願いします。

JAPANはいつでも僕らのふるさと。

ご無沙汰しております。

臼井です。

ブログを書こうと思うこと早数ヶ月、なんだかんだ書いてませんでした。


実は僕らツアーに出ていまして。
そのツアーファイナルを6/17に新宿MARZでやることになりました。

自主企画のタイトル「ウグの音返し」
で銘打っています。
出演バンドは俺らを含めたった3バンド。
世間ではこれを「スリーマンライブ」と呼ぶらしいです。

人間界での暮らしがまだ浅い僕には知らないことがたくさんあります。

yeti let you noticeとARCHAIC RAG STOREに今回は力を貸してもらいました。

何でこの3バンドでツアーファイナルをやることになったのか、この3バンドはどんな関係性なのか、ここに書いてもいいんだけどつい先日3バンドのボーカル対談がTSUTAYAのT-SITE NEWSに上がったのでそちらでご確認ください。



んで、今回ただどこのツアーに出たわけです僕らは。
9ヶ月ぶりのCDでした。
ひょんなことからイロムクが一緒に回ってくれることになりました。

あの、めっちゃ語りたいけどどうしてもイロムクの話だけは直接言いたいです。ライブで。
福岡のライブでイロムクとはお別れだったんだけどその時のMCでもまだまだ全然伝えきれなかった。

彼らが僕らに与えてくれたもの、僕らが彼らに与えられたもの、きっとお互いは、んなことねぇよって言うと思いますが、僕は少なからず与えられました。

イロムクというバンドから与えられました。
ツアーファイナルに呼ばなかったのも理由があります。

イロムクの藤沼健に「2マンしよう」って言われたんです。
2マンってなに?と、人間界での生活が浅い僕は混乱しましたが、uguisとイロムクだけでライブをやることを2マンライブと呼ぶらしいですね。
それを聞いてまた僕は夢を一つ作ってしまいました。
作ってしまったというか、作らされました。

藤沼健という男は愚直だし口が悪いし時折DQN感出してくるしで、大分イかれた野郎だけど、俺の中では割と最高な男です。
割とね。ただ、この2マンの話が全てLINEの上だったのでそこだけが不服です。

と、イロムクのこと語らないつもりが軽く語ってしまいました。

イロムクのメンバーと僕らの面白いなと思う関係性は、各パート毎に異様に仲がいいってこと。
これだけ覚えておいてください。



そんな彼らとほぼ一緒に回ったただどこツアー。
神戸に初めて行ったときはuguisを目当てにしてくれるお客さんが一人もいませんでした。
今回は、違いました。

神戸STAR CLUBには、待っててくれる人がいました。

自分たちの行動は勿論だけれども、それと同じくらい、誰かの応援ってものは大切なものです。命です。マジで。


いつもお世話になってる仙台FLYING SONのライブでは、企画に誘ってくれたイベンターの子たちが俺の誕生日を祝ってくれました。
サプライズに良いリアクションを取れない僕は、とりあえずケーキに顔をうずめました。本当に嬉しかった。もう25歳にもなると祝ってくれる人も限られてくるもんかなと思っていたけど、そんなこと全然なかったです。
人の暖かみはこんなに良いものなのかと、思い知らされてしまいました。

名古屋アポロベイスも本当にお世話になっているライブハウスで。
初のツアーから毎回毎回出させてもらっているライブハウスです。
名古屋にもたくさんの友達ができました。
嬉しいんですよね、東京以外にも友達が出来るって。
そのきっかけを作ってくれたのは間違いなく、アポロベイスでした。


久々の大阪pangea。
なかなかタイミングが合わずに大阪でのライブが出来ないでいて、このツアーでは必ず大阪へ行こうと決めていました。
大阪でのライブは数え切れるほどしかやっていないのに、uguisまた大阪来るの待ってます。なんて声をかけてもらったりしちゃって。
正直、大阪でライブをするのがちょっと怖かったです。

どんな怖さでしょう。
色んな怖さがありました。

ただ、その怖さを無くしてくれたのは紛れもなくあの日パンゲアにいてくれた人たちでした。

また必ず、会いに行くから。


そして初めての広島ボーダー。
広島でのライブ欲は元々半端ではなかったです。
こちらも、呼んでくれたイベンターの子がイロムクと俺らに初広島おめでとう!ってケーキを用意してくれていて、スラム育ちで出来の悪い僕らはさも、当たり前かのようにケーキに顔をうずめました。
そのあとは勿論、原型のげの字もない甘いかたまりを美味しくいただきました。

広島でのライブの後にはイロムクのみんなと遊びました。
飲んだとか、どっか店に行ったとかじゃなく、ただただ公園でずっと笑いあっていました。
フミキモがボソっと、「楽しい」って言っていて、5歳の頃から楽しいという感情を失っていたフミキモの心に大きな変化が訪れたんだな、と僕は思いました。



福岡四次元ではこの福岡でイロムクとはお別れでした。
ホテルが偶然同じで、部屋に行ってちょっかいだしたりしてました。
本当に部活の合宿みたいでした。

福岡に限らずだけれど、今回のツアーで初めてuguisを見ましたって言ってくれた人が本当にたくさんいて。
続けていくことの意味だったり、大切さを身をもって感じました。

続けていくことはとても大変です。
時間と労力がかかります。
精神的にまいってしまうことだってあります。
だけど諦めることは簡単です。
とてもとても、簡単です。

諦めてしまえば労力は使わないし、もしかすると不自由のない生活を過ごせるかもしれません。

けれども続けていくのです。僕らは。
どんなに今が辛くても、一瞬の喜びを知ってしまっているのです。
その一瞬の喜びを、一瞬の喜びで終わらせたくないという夢があるのです。

一瞬の喜びに、あなた方を巻き込みたいのです。

人間界で言うとこの「綺麗事」で終わってしまいそうな言葉たちですが、綺麗事で終わらせはしません。勝手に約束します。
勝手に約束されてください。
僕らはそんなやつらです。


そんなやつらの、集大成、きっと少しは成長していると思います。

6/17新宿MARZ
ツアーファイナル

もし興味があったら、見に来てくれたら嬉しいです。
あまり大きな声では言えないけど、クソほど良いライブをする予定なので。


長文、駄文、申し訳ありませんでした。
ここまで読んでくれてありがとう。


臼井でした。