メリーゴーランド
- メリーゴーランド (新潮文庫)/荻原 浩
- ¥620
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- 物語の中の不公正で幼稚でリアルな権力者達に義憤を覚える。
- でも現実に負けてしまう主人公がまたリアル。
- 義憤ってなんだろうね。
- 昔からこれは悪いだろうってぇのに義憤を覚える。
- でも義憤先には狡猾さがある。
- その狡猾さに負けてしまう弱さが現代にはあるのだろうと思う。
- 現代は余裕無くより表面的な欲求を優先させていく。
- そんな事をバスの運転手にキレる乗客にキレるバスの運転手を見て感じる。
- 電車の中でイヤホンから漏れる音に
- 暴れる子供達を横目に大声でしゃべる親達に
- 自分を守るためだけにつかれる嘘に
- 疲弊する。
- でも怒りは自分の欲求に対する我慢の裏返しでもあり、
- その現状を変えていけない弱さの裏返しでもある様に思う。
- 例えば
- 「たとえ人に迷惑をかけたとしても電車の中に空き缶を捨てる事のできる社会のほうが良い」
「たとえ空き缶をゴミ箱までもち続ける事になろうとも公共のものである電車の中に物を捨てない社会のほうが良い」
という主張があり、
前者のような主張が後者を押し始めていて、それを覆すアクションが取れているかどうか…。
弱いものが駆逐される社会へ向かうか否か。
後者のような立場を支持し、
主張をぶつけるのではなく行動で示す事のできる人が本当に強い人であり、
公益性を高めて行く事のできる人が大人であると思う。
- 変えていけるアクションを地道にやる強さを持ちたい。